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cherry * 一城れもん

これもずっと気になってた本ですが、気になってたことすら忘れていた。
初めて読む作家さんだったんですが、読みやすくってよかったです。
表題作は幼馴染みでずーっとひっつきもっつきで一緒に居た人をずっと好きだったのに、彼が結婚してしまい、今度はすぐに離婚して、そういう人に振り回されてしまう受の子が可愛かった。可愛い割に太腿が太いんですよね、エロいシーンの下半身のがっしりさを、意外だと思いました。…どうでもいいような感想だな…。

同時収録は、これまた主従関係の従者受でした。従者受が好きなので面白かったです。

以下ネタばれます。



幼い頃からずっと自分を守ってくれた幼馴染みの瑠依の事を、空は密かにずっと思っていたんだけど、突然瑠依が結婚してしまい、空は傷つき瑠依から少し離れていた。だけど半年後、瑠依が離婚したっていうのを聞いて、現金だと思いながらも、空は久しぶりに瑠依に会いに行ってみる。
空の方は半年間も離れていたことから気後れがあるんだけど、瑠依の方は相変わらず。その上、また一緒に住まないか、なんて言ってくる。瑠依の事が好きで、でもそれを知られる訳に行かない空にとって、それは嬉しいような困るような誘い。戸惑う空に瑠依は、やっぱりおまえを一人にしておけない、俺がついてないと…。なんて真剣な顔で言われてしまう。
空は雷が怖いんです、幼い頃から。雷が鳴るとパニックみたいになってしまう空を、いつもぎゅっと抱いて一緒にいてくれたのが瑠依で、空にとって瑠依の代わりは誰もできない。子供の頃から雷の夜は、瑠依が空を抱き締めるようにして一緒に寝ていて、大人になって結婚までしていたのに、瑠依はやっぱり空を抱き締めて寝ようとする。瑠依の事を好きな空は当然落ち着かなくて、簡単に眠ってしまえる瑠依に対し、空の方は体の方まで熱くなってくる。

というような話です。
空を置いて結婚までしておいて、自分の気持ちに気付くのが遅すぎたとは言え、今更空に対して独占欲むき出しの瑠依は、なんか凄く勝手だなあと、この人なんだか好きじゃない…と思ったんですが、空の方は健気でかわいいです。好きな人が結婚してしまって凄く辛かっただろうに、それでも好きな気持ちを抑え切れなくて、離婚したのを知って再び自分から会いに来るなんて、勇気のいる行為じゃないですか、だってそういう行動って自分が惨めでしょ。でもこの子は自分から行動して、都合よく瑠依に独占欲を振り回されても、好きだという気持ちのみで動いてるので疑問がないというか…。あまりにあまりなので、初めの方は可愛いと思ってたんだけど、最後の方空にもちょっとイラッとしたくらいよ。なんか純情健気ぶっている気がし始めた。瑠依も勝手なばっかりで人間的な可愛らしさとか愛しさとかがあまり感じられない男だったし、最後の方は、なんだかな〜って感じになってしまった。
でも読みやすいマンガだなあと思いました。受の子の表情とか可愛かったです。

同時収録はイギリス貴族の主従モノで従者受でした。
これも読みやすくってよかった。執事の境遇が結構重くてなかなかに不幸せなんですよね。この傷ついてきて死ぬ寸前だった子を、貴族が拾って自分の執事にしたという馴れ初めがあって、勝手で気まぐれな主人に、執事が傷つくのもいいし、執事の気持ちが見えなくて、身体は容易に繋げられるのに、心ばかりが見えずにもどかしい思いを味わう主人もいいです。表題作よりひょっとしてこっちのが好きかもしれないなあ。

あとがき見ると、表題作の受の子、空が凄く可愛く思えてきた…。おたま持って馬鹿っぽい顔で幸せそうにしているのが何とも。なんか凄く純粋な子で、毒をもたない子なので、攻の奴にいいようにされてる姿が生贄みたいというか…なんか可哀想なような気が…。でも好きだっつってんだからちょうどいいのか。



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Catergory in [comics : あ]その他 comments(0) -
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