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100万回

一週間くらいご無沙汰したかな。
今は移動中で頭と手が空いているので、携帯からこんにちはです。

100万回生きたねこ。
て、本を昨日初めて読んだんですが、たぶん軽く15年越しです。私の本棚に眠ってました。
かなり昔に友達がプレゼントしてくれた絵本なんだけど、私はこの一冊の絵本をまさに15年くらい開く事ができなかったんですよね。
理由はまあ特になくて、積み本開かない心理と一緒だと思います。
実家に置いてあるので帰る度に背表紙を眺めて、私これ一生読まないのかな…このまま手にとる事はない気がする…と思い思いしつつ年月がたち、その内にどうやら号泣する名作絵本らしいと当然知っていき、そうすると私が傷つく結末が待っているのではないか、と恐れはじめ、ますますこの一冊を開く気持ちが鈍っていき、とうとう15年以上20年以下、という長い年月がたってしまいました。

本一冊開くのに一体どんだけ掛かったんだと、自分のなんつうか、平坦な道を脅かす小石は見ないように、押せと言われたスイッチも開けと言われたドアも、迷うくらいなら見るまいと、その変わりに自分の開きたいドアを見つけ、自分の押したいスイッチを探し、蹴りたい小石すらわざわざ探してしまうような、まあそういうチラ見の苦手な性分を再確認するような気持ちでした。

んで昨日、とうとうこの手が、伸びたんですね。
読みました。いい話でしたね、ネコはやっと自分の生を生きたんでしょうかね。何万回生きても、生き終わらない。けど、たった一度愛を知る事で、生き終える事ができる。
悲惨な死を何度繰り返す事よりも、たった一人大事な人に去られてしまうことの方が悲しい。もう生きたくないと思うほどに悲しく、もう十分だ、と言うほどに、充実し幸せだったのかもしれない。
結末が素晴らしくて、私の心は傷つくどころか暖かくなって、ホッとしました。

てなところでちょうど車に酔ってきたので終わりまーす。

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Catergory in [memo]NOTE comments(0) -
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