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最恐教師~教師も色々あるわけで~ 2 * 大和名瀬

ちょっともうほんっとどうしよう、面白すぎてほんと…。
一巻より更に面白くなったと思うんですけど思いませんか?私は思います。パワーアップしてる。もう最高すぎて鼻息フガフガ言っちゃいそう!!
実際私、もう読む前に楽しみすぎて待ち侘びすぎていたため、またもや呼吸の仕方が分からなくなりそうでヒッヒッフーって感じで何かが生まれるかと思いました、あんまりにも楽しみすぎると余計な事ばっかり考えて頭に入ってこないったら!あ〜キケン。
結局ちょっと時間置いて落ち着いてから読み直すという大袈裟なことになってしまったのですが、つまりそのくらい"名瀬さんの新刊"に対する期待値パねえ!…って事なのです。

んで、裏切られないし…!
呼吸の仕方が分からなくなるほどに楽しみにしていたのに、それ以上のものくれるって名瀬さんどういうこと!
あ〜ん面白かった〜…。
伊吹がこんなにもこんなにもこんなにも〜…。って感じですよね、伊吹はほんとこれまでの名瀬さんのどんな攻よりも胸に響く攻ではないだろうか。

私は大抵名瀬さんのマンガでは、受のひたむきさとかいじらしさとか健気さとかに、もうこてんぱんにやられてしまって大泣きしちゃうのですが、この伊吹の話に限り、伊吹です。藤田も可愛いけど、でもとにかく伊吹がめちゃくちゃ魅力的。面白いわ健気だわ…健気に見えないけど実は凄い健気な男ですよね、初体験だらけの恋に悪戦苦闘する怖い顔の伊吹、たまんなく魅力的です!足りないところだらけなのがとにかく凄くいじらしい!
更に今回は伊吹の過去の話が出てきまして、もうそこからして既に切ないったら〜〜…。
あ〜止まんない。

ちなみに一巻の感想はこちら→ 最恐教師~教師も色々あるわけで~ * 大和名瀬

では以下ネタばれます。




伊吹と藤田は順調に付き合っているようだけども、伊吹がますますなんだか藤田を好きで好きで好きで…っていう感じでそれ全く隠さなくなったために大変、顔は怖いままなのに「会えて嬉しい」って、そんな怖い顔で言うセリフじゃないよ、ちぐはぐさがたまんなく可愛い!

お話は、藤田の息子に好きな女の子ができるんですね。で、その子が塾へ行っているので自分も行きたいと言い出す。仕方なく通わせることにしたその塾の講師が芳村先生と言って、眼鏡の優しそうな顔した何とも受受しい先生で大変私の好みですけどもまあそれは置いといて、この芳村先生、本当にいい人。優しくてよく気がついて芯が強い。
で、この人実は伊吹の恩師だったんですね。伊吹が一巻のときになんか自分が改心した切っ掛けの先生がいるみたいな話をしたようなのですが、その先生がこの芳村先生だった、と。
藤田は芳村先生によって、伊吹が死ぬような怪我をした本当の理由とか色々知るんだけど、それは伊吹が一方的に暴れたわけじゃなくて、むしろ先生を守ろうとしての事だった。伊吹はそれは違うというけど、芳村はずっと自分のせいで伊吹がひどい目にあったと罪悪感を感じて過ごしていた。
頑なに芳村のせいじゃないと言い張る伊吹を見て、藤田は直感する。もしかして伊吹は芳村の事を好きだったのではないか…と。

という、シリアスな話だったんですが、切なかった…。
すーっごい泣いた。
って言うのもやっぱりね、切なさもあるけど、楽しさとか笑っちゃうところがいっぱいあって、笑いが積み重なった上での、伊吹の過去だったり、伊吹の切ない恋心だったりするわけですよ。
だから、決してシリアスな話がでんって待ち構えているわけじゃなくて、二人の可愛くおかしい日常ややり取りが、楽しくて楽しくて、凄く心が柔らかくなっている時に、絶妙な匙加減でシリアスな気持ちのやり取りがやってくる…という、名瀬さんほんとラブコメの名手ですよね、その匙加減でどんだけ楽しい気持ちにさせ、そして切ない気持ちにしてもらえるか…というところじゃないですか。名瀬さんはそれ完璧にやってのけていると思うよ。
一冊からとにかく色んな感情を貰うし、でもそれ全部凄く明るく幸せな感情でさ、徹底したひたむきさが描かれているんですよね、凄く明るいし、明るさを信じられます。捻くれた気持ちにならないよ。
毎回言うけど、こんなに陽性のマンガが書けるなんて本当に凄いと思う、読んだら必ず楽しい気持ちにさせてくれるなんてさ、ほんっとうにBL界の財産だと思うの。
名瀬さんを大事にしたいBL心だよ〜〜〜!!

まだほとんど感想を書いてないうちからまとめてしまった…。
とにかくそんだけ名瀬さんのマンガ面白い!素晴らしい!

そんで伊吹がね…伊吹が…。
恋というより加減を覚えろって、藤田の名言だねこれ。嫌がると疲れるからいいなり…の体洗われてるとこ、すーっごい可愛い。名瀬さんのチビ絵ほんと可愛いな〜。
しかしこのように最初は全然加減できない伊吹も、最後の方は加減覚えてて可愛かったよね、おまえのペースに合わせてたらやった気がしないとか言っててまた笑ったけど。
は〜…ほんっと伊吹、最初から最後まで伊吹が可愛く切なくいじらしくカッコよく魅力的だった!

しかし笑っちゃうんだよなあ、藤田にどんだけ付き纏うのだろうか!会えるはずだったのに会えない夜とか必ず見張ってるもんな。まあそのお陰で藤田はたくさん助けられてはいるけども…塾にもついてきてた、ウゼー…。いや、そんなウザさが伊吹の可愛いところなんですけどもね、おかしいですよね、その上いつも顔が怖いっていうのが!様子を見に来てなんでそんなガン飛ばしてんの〜!背後になにやらもやっとした黒いものが…!!
会えないってなってショック受けてる時も大抵顔怖いよね、どんな感情をも"怒"で表す…とか一巻の時書いてあってあれも笑ったけど本当に、会えないって言われても、生徒が怖がってるって言われても、常に常にめっさ怖い顔で考え込んでいる伊吹がもう既に愛しくて愛しくて、そのうちキュンとしてきちゃってどうしよう。

そして高校の時の伊吹はカッコよかったなあ。
年上の人に、片思いしてたのか…。人を好きになるのは初めてだと思ってたけど、過去に好きになった人、いたんだね。でも伊吹自身自覚のない恋心だった。藤田と出会って、藤田を好きになったから気付いたんだって伊吹自身が言ってたけど、凄くいいセリフだったし、凄くいいシーンでしたよね〜…。
ほんと、そうだと思う。凄く納得の行くセリフだった。
気付かないまま始まって終わった未熟な恋の存在も、凄く切なかったな。優しい教師と不良なんて大好物なだけに、この恋を芳村先生も何も気付かないまま別れてしまったなんて…伊吹もきっと芳村先生を凄く特別に思ってたのに、自覚のない恋心は苦しくてままならなくて、いっぱい芳村先生の事も傷つけたりしただろうなあ…。
芳村先生の事を考えても切ないわ。まあこの人ノンケだろうけど…。
と思うと、こうして年月経って、再会できて本当によかった。
あのまま別れたままだったら二人ともの心に辛い思い出となって残るしかなかったかもしれないし。

藤田が初恋じゃなかったことを知られたくなくて必死に隠してるっていうのも、ほんとそんな事を気にしてんのかと思うと、なんとも愛しい男だよね…。
こんな強面でさ、頭もいいし、凄く切れるのに、色恋の事は本当にダメな男なんですよね。
藤田がなんてダメな男なんだって、だけど本当の伊吹を知るたびに愛しくてたまらなくなるって言うじゃないですか。まさにそういう気持ちになりますよね、伊吹のダメさ加減が愛しい。いつでも必死で愛しい。どんなに必死でも常に顔が怒ってるのも不器用のうらがえしに見えて愛しい。
そんな伊吹の必死さと優しさがさ、昔、好きだった人を守って半殺しになった健気さがさ…響くんですよ藤田の胸に…。
藤田がそういう伊吹をカッコイイと思うと言って泣くとこあるんだけど、ここほんと一緒に号泣しちゃったよ、本当にいいシーンだった。
泣く藤田をどうしていいか分からずにただ抱きしめる藤田と、伊吹への愛しさで涙が込み上げて止まらない藤田。
あ〜…何回も言うけど、名シーンだなあ、泣ける。

あと伊吹が生徒のノートに書いた優しい毎日の一言と下手な絵。
あれがもう、泣けて泣けて…。あの伊吹がこれ書いたんだと思うと、なんか凄く健気に見えちゃってさあ…。心の優しい男だよね。みゆきちゃん、好きだって。伊吹の絵。いい子だなあ。伊吹の気持ちはこの子に伝わったよね。ああハートフル…。

それから子供たち同士の恋の行方もなんか切なかった。藤田の息子、お人よしすぎて…さすが藤田の息子だよ、自分は一人で乗るっていって楽しそうに笑ってんの見ると凄く切なかったです。優しい子だな。きっと幸せになるよ、間違いない。

それから藤田が昔の友達に金をたかられるくだり、あれも切なかったな。
伊吹に正直なところを言わないで、楽しかったっていう藤田にまた泣けた…。
しかし伊吹、なんと頼もしいボディーガードなの…?こんな都合よく守ってくれるなんて少女マンガのヒーローみたいだよ、まんまとカッコイイです!

は〜〜…もうほんと一言一句面白かったです。
ろくなこと書けてないな、でも興奮していることだけ伝わってくる感じがしないでもない…。

あそうだ特典ペーパーも楽しかった、伊吹の全然しょんぼりしてないしょんぼり顔がまたえらい気に入りました。





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14日
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以上の記事と携帯から拍手を頂きました。
どうもありがとうございました!





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Catergory in [comics : や]大和名瀬 comments(0) -
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