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ファントムレター * 砂原糖子

よかったーーー!!!!ちょっとすっごいよかった!!えっらい泣いて読んだんですけども…なんていうのこれ、とにかく情景がとてもいいんですよね、田舎の景色や子供の頃の思いや、もどかしさや切なさや、瑞々しい心の動きとかね、激しくキューンっっって言うよりは、物凄い静かにじんわり染みるようにいいんですよ。
クライマックスじゃなくても、特に何か切ないってシーンじゃなくても、子供たちのいじらしさやままならなさや寂しさや、そういう景色を読んでいる何でもないところで、不意に涙がこぼれてくるような、そういうシーンや涙を積み重ねて最後号泣するというような、なんかそういう話でしたよ。
私がよくキュン泣きしてしまう、受の健気な言動とか、卑屈な言動とか、そういう分かりやすいシーンがあるわけじゃないんですよね、キャラがどうのとか、設定がどうの…みたいな、そういう部分っていうよりも、とにかく、…これは懐かしさですね。郷愁ですね。
誰もが過ぎてきたはずの子供時代に思いを馳せずにいられないというか…自分の通り過ぎた若い頃の、いたらなさや一生懸命さに、心をぐらぐら揺さぶられる。
…これはきっとあれじゃないだろうか…歳行けば行くほど…胸を打たれるのではなかろうか…。

それに、何となく何か不思議な感じがする…夏のファンタジーみたいな雰囲気の、そういう空気感もよかったんですよね。何が始まるのかどう繋がるのか…それにワクワクしながら読めたのも凄く良かった。瞬く間に、ファントムレターの世界に嵌って行って、二組の恋の行方を必死になって追ってました。
いや〜…好きだった。これ好きだった〜。
キュンとしないのに凄くいいっていう…なんか凄く印象深かったです。じんわりした、キュンとしないのにえーらい泣きましたから。

…という、これほんと漸く、漸く読めた砂原さんの新刊ですよ〜。
もう片手間には絶対読みたくなかったんで、時間のある時に絶対にゆっくり読みたくて、でも時間ないし夜眠いしで、枕元に置いたまま全然読めてませんでした。でも漸く読めたよ、よかった〜満足〜。


以下ネタばれます。




レストランでシェフをしている真頼には、田倉という同郷の幼馴染みがいる。足繁く真頼の元に通う田倉に、真頼はいつも素っ気ない態度しか返さない。だけど、どんなに冷たくしても田倉は真頼の元に通ってくる。冷たくしても意に介さず、穏やかな態度で真頼に親しく話しかけてくる。
だけど、真頼は内心、そんな田倉の言動を意識し、緊張し、田倉と馴れ合わないように常に気をつけている。気をつけなければいけないほどに、真頼の心は田倉でいっぱい。田倉には付き合いの長い彼女もいるし、出てきた故郷では田倉との思い出したくない辛い過去もある。真頼は田倉に心を明け渡さないように、必死に気を張っている。
一方、真頼と田倉の故郷、九州の田舎では、小学六年生の治が、都会から田舎に越したばかりで、常に機嫌の悪い父親と二人きり、田舎に馴染めずに辛い思いをしていた。一人だけ自分に声を掛けてくれた男の子は、双葉という華奢で優しい子。双葉は複雑な家庭環境にありながら、人に優しくできるしなやかで強い子だった。
治はある日、蔵からオサムへ。と書かれた古い手紙を見つける。あて先と自分の名前が同じだったことから、まるで自分に宛てられたみたいなそのたくさんの手紙を、治は読み始める。
書いたのは「マヨリ」。治より幼い年齢の手紙の主は、治とよく似た境遇で東京から田舎に移ってきて、同級生に苛められ、田舎なんてイヤだと「オサム」にあてて文句を言っていた。似た境遇の「マヨリ」は、やがて一人の友達を作る。手紙には、訓(さとる)という少年とマヨリがどんどん親しくなって行く様子が綴られていた。

…という話なんですよ。
真頼と田倉、治と双葉という、二組のカップルの話なんです。が、この二組はつながっていくんですね、マヨリの手紙によって。
マヨリっていうのは当然、今東京でシェフやってる真頼です。訓っていうのは田倉の名前です。治は真頼の親戚に当たるんですね。でも親しくない親戚なので、お互いに顔も知らない会った事もないという仲。
家庭の事情で真頼が昔暮らしていた家に移ってきた治が、蔵の中で、昔真頼が「オサム」という相手に宛てた手紙を見つけるんです。そして、その中に書かれた小学生から高校生になるまでの、真頼の赤裸々な日常、恋心を読んでいく。
その一方で、大人になった手紙の主は今、過去に囚われて恋心を一生懸命捨てようとしている。好きな人が目の前にいるのに、その思いを認めたくなくて怖くて、必死になって過去から逃げている。
同時に、治自身も、うんざりする田舎の生活の中でたった一人見つけた大事な友達に、淡い恋心を芽生えさせて、手紙の中の真頼が訓に抱く思いに、自分の気持ちを重ねていく…。

という、非常になんつうの…ロマンチックな話なんですよね〜。
でも、こういう外側はとてもロマンチックなんだけど、描かれるままならなさっていうのには、とても痛々しいものがあるんです。
まず大人の真頼だけど、田倉をとにかく冷たく突っぱねるんですね。いや、突っぱねるならまだいいんだけども、なんつうか…かわすんですよね。向き合っているのに目線だけそらしているみたいな、そういう素っ気なさで対応するんですよ。怒るでもない、嫌いというでもない。ただ、白々しく対応する…というような…これってキツイですよね。真頼が何か酷いことを言うわけじゃないんだけど、読んでるととにかく凄く、冷たいなって感じる。田倉の言動は、物凄く大らかというか、真頼を好きで店に通ってるように見えるんだけど、真頼は頑ななまま。
田倉には彼女がいるからと、二言目には彼女の名前を出して牽制するんですよね。誰にって、真頼の牽制は自分自身に対してだと思う、自分の心がこれ以上進まないように。田倉には彼女がいるから、好きになっても無駄だから、これ以上好きにならないように、田倉に対して気持ちが向かわないように。それを言い聞かせるために、二言目には彼女の名前を出して、結婚はまだかまだかって田倉に言い続けるんです。
しかしそれを言われる田倉の方は、真頼が彼女の名前を出すたびに、結婚しないのかって言う度に、硬い顔する。当たり前だよね、田倉は真頼が凄く好きなんだから。
読んでると分かる、彼女とかなんとか言ってるけど、田倉は真頼が好きです。だけど、真頼は田倉との気持ちを絶対に見ないようにしている。心のどこかでは田倉の気持ちを分かっているはず。だけど、分かるのが怖いから、分からないふりをしている。田倉の気持ちを分かってしまったら、恋心が走り出してしまうからだと思う。

真頼が何をそんなに怖がっているのか、どうしてそんなにも頑なに田倉の気持ちを受け入れないのか。
それは、若い時、故郷で田倉と付き合ってた時、田舎ゆえにままならない辛い思いをいっぱいして、別れてしまったからなんですね。
十代の時に経験して、逃げ出してしまった辛い恋は、真頼の心に深い傷を作った。田倉の事を嫌いで別れたのならまだよかった。けど、好きで好きで好きで別れてしまったから、いつまでたっても忘れられない。その上田倉が真頼を追って上京してきて、こうして長年ずっと側にいる。それも、田倉は真頼を追ってきたとは言わないんですね、言えない状況だったんです、心の中では好き同士なのに、傷ついて別れた過去があって、その上真頼は早い時に一回結婚しちゃってるから。今奥さんなくなってるんだけど。
好きな気持ちを心の奥底にずっと植えつけたまま、お互い彼女作ったり結婚したりして、でもずっと側にいる。
何とももどかしいです。
気持ちを一つも言えない、態度に出す事もできない、アプローチもできない。
何もできずにただ、好きな人を目の前にして、素っ気なくしているだけ。好きな人の周りをうろうろしているだけ。
過去にはあんなに好きあって体を重ねて、一緒の思い出もたくさんあって、必死に恋した相手だったのに。今もこんなに好きなのに。

そんな状態で十年ですよ、十年。
長い…。耐えられない。
でも、十年って凄い長いんだけど…過ぎちゃうとあっと言う間なんだよね。
片思いのまま平気で経ったりする長さなんだよね、十年って。
真頼を思い続けた田倉にとっても、田倉から気持ちを逸らし続けた真頼にとっても、きっととても長い年月だったと思うけど、過ぎてみればあっという間に流れた十年だろうな。
今彼ら29です。

そういう、何とももどかしい、理性や分別やしがらみで、本音を全く口にできない大人同士の田倉と真頼なんだけども、一方、治と双葉の二人もとてもいじらしいんです。もうこの子たちね、…っていうか双葉。双葉に私、相当泣かされました…。
だってこの子、父親も母親も滅多に帰ってこなくて祖父母もいなくて、家の中ほとんど一人じゃん。小学六年生で、一人っきりでどうするの?どうするの〜…。も〜…泣いちゃう…。
凄いいい子なんだよね、絶対に寂しいとかしんどいって言わない。凄い強い。いや、本当は寂しいし辛いと思うよ、でも言わないの。治が寂しいのを気付いて、声を掛けてあげるんです。凄い優しくて、頭のいい子。
弁当のとこ思い出すと辛いなあ。
治と二人で川にオオサンショウウオを見つけに行こうってなって、弁当持って出かけるとこがあるんだけど、治も親が何もしなくて常に苛々してる男なんで、自分で弁当作んなきゃいけなくて、自分で作ったおにぎりが不恰好だから双葉の持ってくる弁当が母親の作った綺麗な奴だったらやだなあ、なんて内心思うんですよね。それもなんかもう、子供の心がズキズキ来るでしょ、そういう気持ちが分かるだけに。そしたら双葉が持ってきたのは、白いごはんをラップで包んだだけのものだったって。それで治は、双葉の家庭環境を何となく知るんだよね。
このラップごはん、双葉が自分で用意したんですよね、治と同じで。他に何もない、具もない、海苔もないおにぎりを、自分で用意して持ってきたんだよね。
なんかそれ考えるとほんと泣けてきちゃって…。いや、いいんだよ何もないおにぎりでも。でも、まだ小さいじゃん、この子たち。お弁当、作ってもらえる人いっぱいいるでしょ?でもこの子達は、ごはんを不恰好にラップに包んでくるしかない。自分で。強く生きてるよ。自分にあるもので、しっかり生きているよ。この健気さがね…健気に生きている二人に、やっぱ泣いちゃう。
治だって、父親いるんだけど自分の事しか考えられないような男なんで、治がほとんど全部家事やってるんですよ、まだ11歳なのに。
でもこの子達、自分ちの境遇の話とかしないんだよね、そういう話せずに、川に行ったり山に行ったり、真頼の手紙を読んだりして過ごすんです。なんか私、本当にこの子たちの事読んでるだけで泣けた。本当に、健気でした、いじらしかった。

で、そういう二組のカップル…大人同士と、子供同士のこの二組の、現実のままならなさの間に差し挟まれるのが、何とも瑞々しい真頼から訓への思いなんです。
手紙なんですよね。この手紙が……泣けるんですよ。いや、普通の手紙なんです。全然切ない事が書いてあるわけじゃないです。子供らしい明るい手紙です。
でもね、こんなにも瑞々しく、いじらしく、こんなにも素直に、子供らしく、好きな人の事が書いてある手紙に、私、胸を打たれた。ちょっとカッコつけたり、照れたり、はにかんだりしながらも、でも、訓の事が大好きだって、文面から痛いほどに伝わってくる。十代の男の子が、人を好きになって戸惑ったり恥ずかしかったり、でも好きで嬉しいという、柔らかで繊細で可愛らしい心が、活き活きと伝わってくるんです。もうね、泣いちゃって大変。
それにね、こんなにも素直に、こんなにも明るく人を好きだと言えた十代の真頼が、手紙の中にはいるんですよ。でも現実には、訓に滅多に笑いかける事もできない大人の真頼がいる。嘘ばかり言ってしまう真頼がいる。
大人の真頼を思い浮かべると、手紙の中にいる素直で活き活きした真頼が更に切なくて、いじらしくて、可愛らしくて、こんなに訓を好きだったのに…と思うとこれがまた泣けてしまって。

ほんとこの、構成が素晴らしくよかったと思う。
二組とも可哀想になるくらい、現実が厳しい。
でも、その合間に挟まれる手紙の内容は、まるで夢みたいに恋をしているんですよね。
でもそれは現実に真頼が書いた手紙で、そこにも真頼はいるんですよ、今は可愛げがないけど、この手紙も間違いなく真頼。
現実とキラキラした過去を行ったりきたりするこの構成が、凄くなんか…よかったんですよね、入り込んじゃうっていうか。最初の方なんてファンタジーなのかなって思うくらい蔵とか雰囲気あったしね。かび臭さがまるで匂ってくるみたいな蔵の雰囲気に、「オサムへ」っていうのも謎めいていて、ちょっとワクワクするじゃないですか。
雰囲気が、とってもよかったです。

手紙にも双葉にも泣いたし、最後あたりになるともう大人の真頼にも泣きました。
人を傷つけて、好きな人から逃げた自分自身を、真頼は許せなかったんだと思うんですよね。だから、もう一度同じように人を好きになるのが怖い。人を傷つけるのも自分が傷つくのも怖い。
だって田舎に住んでる訳でもないし、東京にいて、今田倉とつきあったって別に、誰を傷つけるでもないじゃないですか。途中で彼女の事は決着がつくんだから。結局彼女がいるなんてのは口実で、若い頃、本当にこの子傷ついたんですよね。どうしてもそこを自分で超える事ができない。かつての奥さんとのことだって口実。全部口実。
もう傷つくのが怖いだけだと思う。

真頼と田倉の若い恋。
なんか…胸が痛かったなあ…。私、十代の頃に必死に人を好きになる気持ちがよく分かるよ。過ぎたらそれを外側から、若気の至りだったとか、恋に恋してた…とか色々なんか言うけどさ、実際どうしても離れたくないと言って好きで好きでたまらなくてところ構わずくっついていたい若い子たちにそんな事を言って通じる筈がないと思う。だって本人達、本気なんだから。真剣なんだから。それが明日終わるかもしれないし、十年続くかもしれない。先の事は分からない。
でも、今このとき、好きなんですよ、もう好きなんです、好きって気持ちは自分ではどうにもならない。
教室でセックスとか…せんかったらいいじゃんと思うよね、私だって思うよ、大人だもん。アホか我慢せえと思うよ。自業自得だろうと思うよ。
でも、それが教室でセックスじゃないにしても、アホか我慢せえや…と思うようなこと、したことないかって言ったら、誰だって多かれ少なかれした事あると思うんだよね、我慢できずに、先が見えずに溺れたことあると思うんですよ。
過ちって、犯すもんだよ。間違うもんだよ。やっぱ私はね、間違ったこと自体を、責めたくないんだよね…。派生したことで、色々周りが傷ついたりしたら、それなりに責められるべきなのかもしれないけども。
でも、だからこの子たちは、これ以上ないほど周りから傷つけられたじゃん、その後こんな何年も苦しんで、十分、対価は払ったよ。
治が幼いながらも、やった事は間違ったかもしれないけど、気持ちまで間違ったって言うな!って真頼を怒るけど、ほんといいこと言うね、子供だから吐ける真っ直ぐな言葉だね。時として大人よりよっぽど確信つくよね、子供って。

やっぱり、一生懸命人を好きだった若い気持ちが、こんな風に傷つけられて別れてしまったっていうの、悲しいなと思う。切ない。切っ掛けはこの子達の軽はずみな行動なんだけど、でもその時じゃなくてもきっといつかはばれたと思うんだよね。そしたら遅かれ早かれ別れはやってきた。十代なんて軽はずみなんだから、慎重につきあうなんてどのみち無理だよ。
あの辛さ…分かるわあ…。駆け落ちしようと考える気持ちも分かる。好きな人と一緒なら何もかもクリアできると本気で信じているあの気持ちの強さ、とても分かる。
しかし、その気持ちが十年続くかと言ったら…うーん続かないテヘ★
一年も続かないね、もう全然続かないね、一時の盛り上がりだね、まあそんなもんだね。

っていうのは私の話なんで、この子たちは十年その気持ちを持ち続けてくれましたよ、よかった…。

それにしても手紙の中の田倉の真っ直ぐな気持ち。田倉がどんな風に真頼を好きで、大事にしてたかよく分かるなあ。誕生日にコスモスを上げたエピソード、話の中に何度か出てきたけど、そこが出てくる度に泣いてしまった。田倉の優しさって胸に染みる。最初の時におっきいクワガタ手に乗せたエピも可愛い、自分からしてみればもう物凄いヒミツのプレゼントのつもりだったんだろうなあ、キモイっつうの。

あと子供達が二人して一つの傘で上京してきたあのシーンにも凄い泣いた〜。だってなんで〜…?いじらしいにも程があるよ、なんなのこの可哀想な風情…。こんなにも一生懸命、真頼を頼って子供だけで来たって言うのに、最初に真頼が子供達を絶望させるような事言うんで、このとき私心の中で真頼をちょう罵ったね、あんたもっと優しくしてやりなよ!
がしかし、真頼はもう自分の事でいっぱいいっぱいだったのでした…。だってあの手紙の事ね…。

もうね、とにかく最後の方は怒涛のクライマックスっていうか怒涛の感動でずっと泣いちゃったんだけど、一番号泣したのは、最後の真頼の手紙かなあ…。
これは泣けた。なんかもう、凄く泣けた。何がどうって言うんじゃないんだけど…やっぱこの小説のキーの一個だとは思うよ、この手紙に書かれてある事。とてもシンプルな事が書かれてあるんだけど、一冊読んでいくと、この手紙の内容が、深く染みるんです。

ほんとこの一冊、とっても素晴らしかった。
手紙がつなげる二組の恋と、もどかしさ。もどかしくてせつなくてじれったいんだけど、その合間合間で活き活きと語られる手紙の内容も、現実の四人の気持ちも情景も構成も、色んな要素全て重なって、物凄く懐かしく染み入るお話になってたと思う。色んな琴線に触れたよ。
ここ最近の砂原さんの中では間違いなく最高だったと私は思います。とってもよかったです。




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11日
月とサンダル * よしながふみ  きのう何食べた? 4 * よしながふみ  恋する暴君 8 * 高永ひなこ  ちるちるさんのBLアワード2011  秘密にスキャンダル * トワ

以上の記事と携帯と、サイドのボタンから拍手を頂きました。
いつもありがとうございます!

今日は暴君にたくさん拍手して頂いたのですね、ありがとうございます。

ところで今日砂原さんの小説やっと読めたんだけど、やっぱ小説は時間食いますね〜。
でもその分感動も大きいです。今自分の時間がいっぱいあるので、この一週間位の間に、あと数冊は小説読みたい、来週までに何冊読めるかなあ…目標5冊。…む、むりかな。3冊。
でも3冊でも読んだら自分を褒めよう〜。

さて明日はそんな遅くまで寝てられないんだけどもうこんな時間です。12日深夜2時半です。砂原さんで滾ってしまったよ〜…。それではおやすみなさい。





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Catergory in [novels]砂原糖子 comments(2) -
Comment
ヨルコ says : at 2012/04/13 21:27
momoさんこんばんは〜!

読みました読みましたー!
すーっごく良かったですこの本。も〜…砂原さんですよね〜。なんだかとっても砂原さんでしたよ〜。

切なさや寂しさを殊更切ない寂しいと書くわけじゃないんだけど、
読む人それぞれの心の中の情景や、記憶にシンクロした時にぶわっと来るっていう…。
私、砂原さんの何が好きって、描きすぎていないところなんですよね。
必要な事は書いてあるんだけど、割とこっちの心持ち次第なところがあって、その私の心にあるものと砂原さんの描く文章、情景がぴったりと嵌るんだなあ…といつも思うんです。人の描き方も、きっとうまく嵌るんです。
だからいつも、小さなところ、些細なところで異常に感動してしまう…。

この小説、構成も凄く良かったし、その中にある忘れてしまいそうな気持ちや風景が本当によかったです。

momoさんお仕事中だったのかな?
もう読み返せました?
落ち着かれたらまたぜひ感想聞かせてくださーい!
momo says : at 2012/04/12 06:27
おはようございます。ヨルコさんの感想ずっと待ってたファントムレター。思わずコメントします。
私もこの作品読んでどれだけ泣くんだってくらい泣かされました。何度も繰り返される田舎の瑞々しく美しい風景、子供の頃は田舎なんてつまらないって思ってても、大人にぬるとなんでもないときにふと幼い頃の情景が蘇るとのすごい郷愁感じますよね。そういった気持ちを思い出しながら2組のカップルの話、もうのめり込んで読みましたよ〜。
本当、
良い作品でしたよね!私も読んだばかりの時は作品の世界感に暫く浸りきっでした。
新幹線でブログ見て思わずコメントしました。
はぁー仕事したくない。ファントムレター、も、一回読み返したいー!罪ですよ?ヨルコさん(^^;;
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