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同級生/卒業生(CD) * 中村明日美子

イメージ・アルバム,野島健児,神谷浩史,石川英郎,山中真尋,亀岡真美,田内裕一,西川光義,上城龍也,田島裕也

野島 健児,神谷 浩史,石川英郎,他

こないだ同級生のファンブックも出て、今相当頭が同級生で染まっているこの時にちょうどよくCDの感想を!

ずーっと気になってたこのCDだったんですけども、その昔同級生のCDが出るってなった時に、予告みたいな、宣伝でちょっと聞けたりしますよね、公式とかで。どこだか忘れたけど、その時ちょろっと聞いたら、喋り声と歌声が聞こえて、ちょっと聞いただけで、ひぃぃぃ〜〜〜ムリ!あたしムリ!!って思って、ブチっと途中で止めちゃったことがあったんです。
その時まだBLCDなんて聞いた事なかったから、もうこっぱずかしくて鳥肌立ってしかも歌!歌っててもうどうしようかと思って…!!
いや私たぶん、普通よりももっとずっと声優さんの喋り方に慣れてなかったんですよね、アニメを全然見ないから。だからあの時に凄い衝撃を受けて、これは私BLCDは一生聞けないな。
…って思ったのをよく覚えています…。
あれから何年経ったのだろう…。今や声優さんをリスペクトしている私にまでなりました。…ありがとうございます。

そんな訳で私にとって歴史あるこのCD。
いや〜3人とも味があっていい!
初聞きのときは割と流して聞いてたんだけど、何回も何回も聞いてるうちに、この味っぷりが癖になってきますよね、どんどん好きになってくる。
でもCDって大体そうで、聞けば聞くほど味が出て来て好きになるものが多いです。

原先生も佐条も草壁もほんとぴったり!
中でも私は原先生の石川さんがお気に入りでした、も〜ほんっと味があるなあ、何回でも何回でも聞きたいです。私この間もファンブックのとこに書いたけど、石川さんの話ばっかりしてる気がする…。
何故だろう。
友達んちで前何かのDVD見たんだけど…石川さんが喋ってたあの姿をいつも思い出す。何か真剣に語っていらっしゃった。…普通のおっさんだった…っていうか私に言われたくないよね、石川さんもね。
…え?私、石川さんが好きなのだろうか…?

あと、歌がいいですよね〜。石川さんがね〜…うまくて感動。これもはじめは恥ずかしかったのに、何回も聞くうちについつい口ずさむほどにまでなってきて、今日なんて完全に私、鼻歌で歌ってましたから!なんて影響受けやすいの〜〜??
いや、いい歌だ!ふりむーくひとーみに〜…ってほんと今日一日中口ずさんでしまった。


以下もうちょっと詳しく感想です。





しかし勿論、佐条と草壁くんもいいんですよ〜。
佐条さ、もうこの人しかいないっていう人選ですよね?すっごいぴったり。野島さんですね、弟さんですね。私はお兄さんの演技が好きで、弟さんの方はあんまり気にした事がなかったんだけど、でも声似てますよね?なんか繊細そうな声出すよな〜。『どうしても触れたくない』もすっごくよかったもんね〜。抑揚がない普通の演技がすっごくいいですね、声優さんでは珍しいんじゃないのかなあ、こんな風に普通に喋っている感が出る人って。演技演技してないとこがすっごくいいと思うんだけど…まあそんなたくさん聞いた事があるわけじゃないんであれなんだけども、でもいいと思うなあ〜。

んで私の大好きな草壁くんですが、これもよかった〜。
男っぽい声じゃないっていうのが凄く草壁くんに似合っていた。草壁って、こじゃれてるっていうか、あんまり男っぽくないですよね、佐条が作中で、おまえってたまにフェミニンだよな。っていうんだけど、まさにそう、草壁ってあんまり男くさくないんですよ。
で、これは神谷さんだったのですが、私この人凄いと思うんだけど、本当に作品によって全然表情が違いますよね、原作に沿った演技をされるというか、忠実に作ってらっしゃるという感じがして、凄いなあと思う。あんまりたくさん聞いた事があるわけじゃないけど、今まで聞いたのは全部演技が全く違って、どれも凄くよかったので、凄く印象がいいです。
それに私が神谷さんに印象がいいのは、この方はいつも原作をバカにしないというか、いやバカにする人を見たことがあるわけじゃないんだけども、ただ原作について語る事を恥じないというか、凄く堂々と原作について言及してくださるのが、常に原作派の私としては凄く嬉しいんですよね。
いっつも言ってるんだけども、BLを演じるのは抵抗があるのではないか…と、声優さんたちにどうしても思ってしまうんですよ、それ思わなくてもいい事なのかもしれないけど、でもどうしても頭にそれがあって、だから好きな原作だと複雑なんです、勿論原作を大事に思って欲しいんだけども、ただBLだから、嫌々やってらっしゃるかもしれない…と思うと割と辛いし居たたまれない訳で……いや、分かってます。お門違いです。分かっているけど、どうしてもこういう考え方がなくならないです、価値観が古いというか保守的なんですかね。
けどそこで、演者の方が、原作について抵抗なく口にしてくれると、安心するし、勿論嬉しいです。
で、神谷さんは割りとフラットに、原作について口を開いてくれる。それも、照れずに真っ直ぐ口にしている印象です。
このCDでも…どっちかだったかで、明日美子さんの絵を好きだと言ってくれていたし、原作を大事に扱ってくれていました、もうそういうのがほんと嬉しいんです!
なので神谷さんほんっといつも印象がいいんだよなあ。

んで、明日美子さんは凄くテンポとか間とかがポイントになってくるマンガ家さんだと思うんだけども、そういうのってマンガならではだから、ドラマにすると難しいと思うんですよ。特に草壁くんの喋り方なんて難しいんじゃないかなと凄く思ってて…例えば同級生の初めの、歌を見てやろうか、と佐条に言うところ。自分でもそういう事を言うと草壁は思ってない訳です、自分でも全く予想外にそういう風に衝動的に口にしてしまう。で、マンガ見ても、文字が踊るような表現をしてあるんですよ、まるで草壁の心の中をそのまま表現したみたいに、言葉があちこちに行くような感じ。
これを、どう演じるのかと思うじゃないですか?難しいと思うじゃないですか。
ところがですよ、ドラマの中の草壁は、まさにこのまま、衝動的にいいながら自分で自分に驚いているというふうに、言葉も心もびっくりしているような、でも予感にドキドキしているような、そういう踊るような調子…っていうのかな、そういう喋り方をするんですね。少なくとも私はそう感じた。
それで、凄いなって思いました。表現の引き出しがたくさんあって凄いです。
そんで草壁は、割と何も考えてない奴なんだけども…いや彼なりに考えてると思うよ、考えてるけど理屈では考えてないと思う、言葉や理屈で物事を考えないタイプだと思うんです。感覚で生きてる男だと思うんです。そういう男だからこそ、理屈でものを考える、言葉で辻褄を合わせながら物事を考える佐条が新鮮だった筈。佐条に出会った事で、感覚を言葉にするってことを、ちょっとだけでも覚えたはずだと思うんですよ。
で、そういう草壁だから、なんつうかな、考え込まないから基本的に明るいですよね、言葉を考える前に口にしてしまう。軽率に口にしてしまう。
そういう…なんというかそういう…軽率さっていうのかな、単純さとか、明るさとか…楽天家というか、CDの草壁からは、凄くそういう、私がマンガ読んで感じた草壁の性格そのものを感じることができたんですよね。
私は草壁が凄く好きで思い入れがあったので、ここでもし草壁の演技を草壁じゃないって思ったら、もうこのCDアウトだったと思うんですよね。
だけど、ここにはちゃんと私の感じたままの草壁がいて、とても満足しました。
柔らかくて優しい感じがして…私の中では、佐条も草壁もはっきり言って受でOKなので、ドラマの草壁の柔らかくて幼い感じ、とてもよかったです。
そう、草壁ってちょっと子供なんだよな〜。佐条より子供な部分がある。大人の部分も勿論持ってるけども。
絵がない分、声のみだから余計に、大人っぽい表情なんかが補完されないから、草壁を凄く幼く感じて、その幼さに逆に納得してしまった。これが本当だなと言う感じがした。
っていうかほんと聞けば聞くほどよくなるんですよこれが〜。

そんで、草壁がこういう調子で軽く明るく喋るのに対して、佐条は常に抑え気味の演技なんですよね。その差が凄くよくて、聞いてて気持ちいいというか、楽しい。
特に何回か草壁がキスしていい?ってきくとこあるんだけど、それに佐条が「ダメ!」っていうのが、んも〜かわいいやら何やらで、会話のテンポもいいし、佐条の抑え気味なところのお陰で、過剰になってないんですよね、凄くさっぱりしている。けど、可愛い。ほんっとに可愛い。そしたら草壁がそれでも「ですよね〜」とか言うんですよね、もうすっごい上手いんです。草壁がこういう感じだからこの二人は可愛いんだよな〜相手を決して強制しないの。

それで、私のお気に入りの原先生ですが。
ほんっとに石川さんのお陰でますます原先生が好きになった。
私、卒業生読むまで原先生そんな好きじゃなかったんですよね、だってあんな子供好きになる攻先生なんて〜…。受先生だったらいいのかって話だけど…それはいいのです。私ルールです。
でもさ、連載終わって月日が経って、空と原が始まっていて原先生を好きになって、CD聞いてもっと原先生好きになって…そういう思いで原作読み返すと、どうだろうこの原先生への愛しさ。どうだろう!!なんか原先生が切なくてたまんない!
これ感想書こうと思ったり、こないだのファンブックのお陰もあって、ちらちら原作読み返してんだけども、ま〜とにかく原先生が魅力的に見えてしょうがない。
ホテルに連れてくくだりも、音楽テスト繰り返すくだりもさ、ほんっとに原先生未練たらたらで、自分の恋心はもう報われないのに、諦めているはずが諦めきれず、佐条に中途半端なアプローチを繰り返してしまう思い切りの悪さが愛しく切ないです。
歌のテストの時の「職権乱用」の薄い笑いとかさ〜!たまんないです原先生。
んで、原先生の昔の失恋話が…これはドラマになってないかもしれないな〜…と思ってたけどやっぱりなってなくて、ちょっとガッカリだった。まあしょうがないか。いずれもしかして空と原がCDになったとして、そしたら入れて欲しいなー!この短編ほんっとに好きなんです、これを読んで原先生に惚れたようなもんです。

んで、授業中に原先生と草壁がケンカするシーン、これもよかった!
草壁のつっぱらかったとんがった声がまた凄く可愛いって言うか、かわいかったらいけないのか、でも草壁だから可愛いんだよな、むき出しになった若い気持ちが瑞々しいんですよねえ。
原先生が諦めているから余計に、草壁のむき出しの気持ちが輝いている。しかし諦めている原先生の燻る感情もいいです、大人っぽくてしぶくてステキです。
引くなムカつく、と草壁が言うんだけど…この引いた態度にムカつく十代の気持ちも分かるような気がするんだけど、大人としては引いて上からモノを喋るしか、おまえらに対抗する術がないのだよ。正面から向かい合うわけに行かないので、向かい合ったところで勝てないし、向き合わなくたってそもそも十代の人間と同じ目線でモノを言う勇気は大人にはない、通ってはきたけど捨ててきたものたちを前にすると居たたまれなくて、悔しいような気持ちになって、悔しいと思った時点で既に負けで、だから、何もかも分かっているふりをするしかないんだよな。しかもこの場合原先生は、恋敵として既に草壁に負けているわけよ、そりゃもう、余裕ぶったふりをするしかない、そうする以外に、どうやってあんたたちみたいな若さというか…要するに過去と、やりあうって言うの。負けるんだから絶対に。
なんかもう…原先生が不憫でさー…。
子供に恋するからこんな事になるんだよな、もっと大人の恋人が原先生にはいいと思うけど…でも次の恋人も子供だよなきっと…。

しかしそんな原先生だからきっと魅力的なのです。
とにかくいちいち台詞がよくて、嵌ってて、本当に声優さんぴったりでした。
そんでさっきも書いたけど歌声がステキすぎます。そこだけ何回も何回も聞きたい。

あとフリトで面白い事言ってたな〜。
普段、日本語きっちり喋る癖がついてるから、例えばさせてを草壁の口語だと「さして」っていうんですよね。それが凄く新鮮だ、と仰ってました。そこ凄くなるほど!って思った。

えーとあとあと、あと〜…なんかいっぱい言いたい事あったんだけど忘れちゃった、また思い出したら書こう。
まあとにかく、楽しいCDでした。
声優さんたちの技が光るというか、きっと難しかったと思うんですけど、独特の雰囲気だから。でも味のある演技がいっぱい聞けて、私は結構満足でした。
良かったです!





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27日
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以上の記事と携帯とサイドのボタンから拍手を頂きました。
ありがとうございました!

ところで昨日草間さんの新刊を読んだんだけど、最高によかったです!
早く感想書きたい!





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Catergory in [comics : な]中村明日美子 comments(0) trackbacks(0)
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