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生徒会長に忠告 5 * 門地かおり

も〜だいっすきな生徒会長の5巻です。
なんでかいつも面白かったー!!!で満足していて、熱い感想を書いた事がないのですが、でも大っっっっっ好きなんです、いつも凄い楽しみにしている。
そんでその5巻でした。

4巻で知賀と国斉さんの思いは通じあったのですが、脇役の人たちが何とも後味悪くて、もう悲しくて悲しくて引き摺られてしまって、知賀と国斉さんどうだったっけ…?みたいな勢いで、山城さんが全てをもってってしまったんですよね〜…。今となっては4巻の感想=山城さん。
ほんと、山城さんをどうにかしてあげない事には、真のハッピーエンドはやって来ないですよ…。

そして今回は、そんな山城さんたちの事はとりあえず置いといて、はじめっからずっと張ってあった伏線に、やっと答えが出そう…というような感じで面白かった。
っていうか、近藤とか…。近藤と雛森のところがどうにかなるかもしれない、と考えるのが実はずっと凄く億劫で…と、言うのも、もうカップルできすぎだから〜!面倒だからもうこれ以上はよしといて!…と、思っていたんですよね実はずっと。
でも今回近藤と雛森面白かったな…。雛森の頭とか近藤のリアクションとか、意外な事にやっぱり雛森も応援してあげたくなってきたり、あと千賀が凄くいい男になってて…

とかいう話は後でするとして、とにかく凄いのは、門地さんって不気味さ描かしたらまた凄い威力を発揮するんですよね。明るいエロも凄く巧いけど、不気味さを書くのもすっごく巧くて、何が凄いって、その不気味さとコメディと、それ以上のラブが、全然違和感なく共存してるんですよね、ひとつの話の中に。それが門地さんテイストというか、分かりにくいところでもあるんだけど、魅力でもあると思うなあ。
人の心の怖さが、明るいテイストの中に、さらりと入り込んできて、ゾクっと来るのに次の瞬間にはもう軽いギャグみたいなんで話を濁されてて、一瞬感じた不気味さを忘れそうになるんだけど、でもそれはその後もちょくちょく顔を出してきて、その度にゾクっとして気持ち悪さや怖さを思い出す。切り替えも凄いけど、もぐりこませるテクも凄いというか。やっぱ個性だよなあ。

以下ネタばれます。



やっと思いが通じ合って幸せいっぱいの国斉と知賀なんですけども、恋人同士になったと思ったら今度は国斉が恥ずかしがりすぎて、どうにもうまい事いちゃいちゃできないという状況の主人公二人。
いちゃいちゃしたい!恥ずかしくてできない!…なんていう物凄い小さいところで、ぐるぐるページ使ってるっていうのがまた、独特なゆっくりーペースですよね。面白いなあほんと。

なんですけどもその一方で、雛森が、近藤を好きになった事で、暗くて卑屈な自分を変えようと色々頑張っているのですが……その頭!近藤じゃなくても噴出したけど!雛森の頭に一番笑ったかも私…。
どうしてこんなにこの人やることちぐはぐなの…。あまりにあからさまで、やることが不器用なので、不憫なんですよね。前からずっと要領悪くて真面目すぎることが裏目に出て、凄い不憫な子だったけど、だからと言ってその子を好きだと言ってやれるかと言ったら、そりゃ難しい…と言う子っているじゃないですか、薄情なようだけど。そういう感じだったんですよね、雛森って。やることなすことなんかどっかずれていて、本人は一生懸命なんだけど、どうしても周りの共感を得られないというような…空気読めない、ある一点では凄く敏感なのに、他では凄く鈍いって言う…。あー…書けば書くほど雛森がかわいそうに思えてきた…。
まあでもそんな雛森が近藤を好きになって、何とか変わろうとしている。受け入れられないし持て余しているから、相手が何を悪い事したってわけでもないのに、冷たい態度を取ってしまう近藤の気持ちも分かるなあ。近藤みたいな立場に立つ事は、割とあったりするんじゃないだろうか。友人関係においてだって、こういう事はあるでしょ?嫌いじゃないけど、なんかこの子とどうしても一緒にいるのがしんどいって子。慕われても一緒にいたくない。ついつい冷たい態度を取ってしまう。ついつい逃げてしまう。避けるようになってしまう…。
みたいなのって、学校に通っている間は、特に十代の間はよくある事なんじゃないかな〜。近藤の戸惑いとか、鬱陶しさとか、突き放したかと思ったら謝ったり…この正直さって言うのか、身に覚えがあるような気がして、責めきれないなあと思った、近藤の冷たい態度を。
そうやって、雛森と近藤の心の中を読んでいたら、やっぱりいつのまにやら応援してやりたくなるもので…いやでもしかし、雛森の恋は応援してやりたいような気がしないでもないけど、何となく近藤は、この生徒会長の話の、聖域みたいに私は思ってたんですよね、ノーマルで、健全な心の持ち主…みたいな存在だと思ってて、だから、その聖域が穢された…みたいな戸惑いがあるんですけど…ないですか!?
近藤だけはそっとしておいてやりたいような気持ちがずっとしてて…未だにしている。
でも流れ的に雛森とどうにかなっちゃいそう〜〜〜。ってか結構されてたし!なんかもうショック!

そんでそんで主役の国斉と知賀だけど、今更ながら国斉ののんびり屋加減に苛々してきました!
おまえって奴はどんだけ呑気なの!
でも、先生のあの手をみただけで、全ての事が分かった知賀の勘と、賢さ。やっぱ凄いよね、カッコいい。知賀が、ストーカーの正体に気付いた瞬間、なんかゾクってしました。カッコいいなあ知賀。
そんでカッコいいだけじゃなくて、知賀は本当にいい男になったと思う。自分の感情しか見えなかったり、カッコつけて言いたい事も言えなかったりした少し前の知賀はここにはいなくて、国斉さんの尊敬する気持ちを傷つけないように、引いては国斉さん自身を傷つけないように先生に近寄らせないようにするにはどうしたら…って考えて、自分がイヤだから、ヤキモチを焼くから近付かないでくれ、なんて自分が非を被るようにして、国斉さんを守ろうと考える…。カッコいい!なんてカッコいいの知賀!
そんで雛森の事も、雛森に怪我をさせた事を、過ぎた事として自分で勝手に終わりにはしていなくて、ずっと後悔しているし、その事について口先の嘘で誤魔化せないほどに、自分も傷ついている。
どう見ても常軌を逸している男を目の前にして、冷静でいられるというのも凄いカッコいいと思うし、それなのに、雛森との蟠りをちゃんと解消してさ…。知賀のその一言で、追い詰められた雛森の心が、どれだけ救われたか、そんでずっと気にしていた知賀自身も、それで救われた筈で、そういう事が自然にできるなんて、この子がとっても成長した証だと思うんだよね。
雑誌でこの、雛森が先生に苛められているシーンをチラ見してしまったんだけど、その時やっぱ凄く怖くて、知賀が責任押し付けられて、大変な事になったらどうしようってすごい不安だったんです。
だけどコミックスになったのをこうして読んでみると、なんと知賀本人が、あのにっちもさっちも行かなくなりそうな局面を、一人でちゃんと切り抜けていて、まさかの展開でした。知賀に本当に感動しました…。いい男になったなあ。

ところで類家先生は血筋的に山城たちと繋がっているんだっけ…?違ったっけ?
なんかややこしいですよね、この辺の設定。土地的にすっごくなんか古い土地なんですよね確か。国斉と知賀の恋愛話で始まって終わればいいんだけど、背景がとにかくでっかくて暗くて陰湿で、凄く思い通りになりそうにない感じなので、どうなっていくのか楽しみでもあるけど、不安もあるな。
そんな不安の中、やっぱ国斉と知賀はいつでもキュンキュン恋愛してて、ありがたいです。

ところでこの間友達が、生徒会長の3と4のCDが出るんだって!という情報を、1も2も聞いた事のない私に寄越したのに凄い笑ってしまったんだけど、というのも、山城さんを森川さんがやって、川和を遊佐さんがやるというので、欲しいという事らしい。森川さんと遊佐さんって、何かっちゃカップルになってないですか?何かっちゃ組み合わせられてる気がする。森川さんの山城はちょっと聞いてみたいな、あんな途方にくれた、とってもどこか抜け落ちた寂しい男を、あの爽やかボイスでどんな風に演じるんだろう。私あんまり声の好き嫌いないんですけど、森川さんの声はさすがに好きです、さすがに覚えたし!すっごい男前な声だよね〜。





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Catergory in [comics : ま]門地かおり comments(10) trackbacks(0)
Comment
ヨルコ says : at 2011/09/30 00:02
ドラマ…アニメの事でしょうか?

マンガはネット購入はどうでしょう?
本屋で買う訳じゃないので恥ずかしさも半減するかと思います。

原作もとっても楽しいですよ〜。
機会があったらぜひ、オススメします。
食いしん坊 says : at 2011/09/28 15:20

私もタイスキです!!
まだ、ドラマの方しか見ていないんですが・・・
漫画を買うのがちょっと恥ずかしくて・・・
どうすればいいですか?
ヨルコ says : at 2011/09/20 17:19
>1のシャワー浴びつつ一人で〜

…どんなんだろう!
興味が沸いてしまいました…(笑)

やっぱり門地さん、鳥海さんの喋り方に感化されてらっしゃいますよね〜?
実はずっと思ってたのです。CDになってからなんか国斉微妙に違う!って。
まあ全然いいんですけども!
そんな国斉も可愛いです。
鳥海さんの演技も好きです〜。
says : at 2011/09/17 23:48

先生は鳥海さんのファンになってしまったそうですよ。

確かに演技すごいですよね。

1のシャワー浴びつつ一人で〜
もすごかったです。

他のCD聞いたり
私もすっかり虜です(苦笑)

では失礼しました。
ヨルコ says : at 2011/09/16 01:36
CDは3と4だけききましたよ〜!

いいですよね、すっごく楽しくてヘビロテしました。
国斉のあの喋り方…演技できるのが凄いです〜。

っていうか確実に、CDになってから漫画の国斉さんもCDの影響受けてる気がするんですが…思い過ごしでしょうか!?

コメントありがとうございました!
says : at 2011/09/14 00:18
もしお聞きになられていなかったら、
ぜひCDも聞いていただきたいなあ…!と思います。

国斉さんのぽわーとした感じが表現されているんですよ。で、エロい。

いつか是非。
ヨルコ says : at 2010/12/16 22:43
まりさんこんばんは、コメントありがとうございました。

そうなんです、初めっからずっと、国斉と知賀をノーマルな立場から突っ込みまくっていた近藤なだけに、キミまでこっちに来ちゃうのかヨ〜…と思うとちょっと戸惑ってしまいました。
確かに一人くらいノーマル残しといて欲しい(笑)

けど、雛森の健気さを見ていると、それが報われないのも可哀想だなあという気も少しします。
きっと門地さんなら、近藤と雛森のとこも、キュンとする形で発展させてくれるんじゃないかな〜と思ってはいるのですが!
まり says : at 2010/12/16 00:35
私も生徒会長に忠告
大好きで読んでます!
近藤はやっぱりノーマルが
一番合ってますよね!!
それすごく分かります!
一人くらいノーマルは
残しておいて欲しいです(笑)
ヨルコ says : at 2010/11/19 02:05
わあああ…。
本当ですね、知賀ですね…。
何年間も間違えたまま書いてました…。

直しときます。
ご指摘ありがとうございました。

も〜はずかしい…。
無名 says : at 2010/11/18 13:41
1つすみません…「千賀」ではなく「知賀」ですよ〜><
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