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星の数ほど * 松本ミーコハウス

泣いた〜…。凄い泣いた、面白かったです〜…。
これなんて言っていいんだろう、毎回思うけどほんっとにミーコハウスさんのお話って痛々しいというか、生身剥き出しでヒリヒリするっていうか、傷つきやすそうすぎて繊細すぎて、見てられないような…しかし触ってみると意外に骨太だったりもして、そこに安心もできるんだよな〜…。

これも初めはなんか全然期待しないで読み始めてたんだけど…っていうのも、大学生が何人も集まってエキセントリックで女の子みたいな繊細そうな子を知った顔して甘やかしていたので、あー…そういう感じ…?あんま好きなタイプじゃないかも…と思って読み初めたんだけど、それがもう読んでく内に、どうにもこうにも涙が出るんですよ、なんでこんなに涙が出るんだろう?
短編連作のオムニバスなんですよ、サークル内でのそれぞれの恋愛で…まあ簡単に言えば出演者全員狭い中でホモみたいな感じではあるんだけども、まあそれは全然面白ければいいんですけども、だからこの一冊で3カップルの話が読めるんですよね。
その一個一個が、全部泣けるったらないです、なんかもう、気持ちが痛い。
好きとか寂しいとか切ないとかって気持ちがむき出しすぎて痛い。
あんまりにも暴き立てられるもんで、ずーっと胸がこう…じんじんするっていうのかな、きゅんきゅんもするんだけど、じんじんして、ぐらぐらして、ぎゅううう〜〜〜ってなって、結果ボロボロボロボロ涙が…。
この泣き方はあれに似ている、『テレビくんの気持ち』。
がしかし内容はあんなに可愛いもんじゃなかったけども…。痛々しく重苦しかったですよ、まるで絵に書いたように不幸で、不憫で、ジルベールみたいにビッチな子がメインで…。
私はジルベールにも号泣してますからね、だって可哀想じゃんジルベール〜…。
この子も可哀想だった。呆れる事も多いけど、腹の立つ事も多いけど…でも可哀想だった。

はー…なんて感想書けばいいんだろう〜…。
長くなりそう、簡潔に簡潔に…。

以下ネタばれます。


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Catergory in [comics : ま]松本ミーコハウス comments(0) -

さわってもいいかな * 松本ミーコハウス

面白かった〜…んですけど、★をつけるのを凄く迷ったー。
と、言うのは主人公を好きになれないから。理解できない事はないんですよ、とってもリアルだったと思う。けど、同情できないズルさが描かれていて、それを理不尽だと感じたり、腹が立つと思ったりして読んで、手放しでキュン泣きした!とか言えないし、かわいい話では全然なかったんです。
けど、面白かったんですよね。
最近夢中になって漫画を読む事が以前より少なくなっているので、夢中になって読めたのが嬉しかったし、なんで?って思ったり、腹が立つって思ったり、凄い悔しいって思ったり、悲しいって思ったりできたって事は、やっぱり面白く読めたって事だと思うんですよ。
こんなに同情できない主人公を描くっていうのも、新鮮だなあと思ったし…それにやっぱ、松本ミーコハウスさんのこの作風が凄い好きなんですよね。
手足の華奢さだけじゃなくて、キャラの未成熟な感じが独特で、足りないところや至らないところがいっぱいあるっていうのが、魅力だなーと思って…読み終えた後に面白かったー!と思ったので、それが一番正直な感想だと思います。
ので結局★5になりました。

以下ネタばれます。


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Catergory in [comics : ま]松本ミーコハウス comments(0) trackbacks(0)

テレビくんの気持ち * 松本ミーコハウス

こ・れ・は…!!もうあたし本当にキュンキュンしすぎて何度も途中で読むのを止めてしまった、あまりにもキュン痛ハンパなくて、もう涙が出て涙が出て、どうしようこれ可愛いいじらしい死にそう…と一話終わる度に独り事を言わずに居られない程、そのくらいぶるぶるしましたよ、今年最高のキュン値を記録した気がします。
短編集なんだけど全部どっかで繋がっているという連作で、一個一個の話、どれをとっても全部、とにかくとんでもなく甘くていじらしかったです、ほんと甘かった。私マンガ読んでてあんまり"甘い"とかって思わないような気がするし、感想にもあんまり甘いなんて事書いてないですよね、でも今回、なるほどこれを"甘い"というのではなかろうか、と思いました、本当に甘くて甘くて甘くて、でも甘いだけじゃないんですよ、ものすっごいいじらしいのよ、甘い瞬間にキュンっとするというよりも、甘い甘い甘いの中に瞬間針を刺されるような苦さがあったりして、その瞬間に本当に胸を刺されるみたいな痛みが来て…その痛みの事を、キュンとするとかって言ってるんですが、それと同時にぶわっっと涙が溢れるというしくみです。悲しいから泣くんじゃなく、私は大抵の場合、キュンとしすぎて泣いてるんですよね、キュンとしすぎて内臓が重いのと同じ感じで、刺激は内臓だけじゃなく勿論涙腺にも及んでいる訳です、もうすっごい泣いた。
読みながら、なんでこんなにキュンとしすぎてしまうのだろうか…と凄い考えた。読みながらっていうのがまた集中力のない私のしょうもないところだけど、一体この人のマンガの、どこにそんなに内臓を刺激するような甘い針が隠されているのだろうかと考えたり、こんなにキュンとして内臓痛くなる人っているのかな、そういや友達が身体痛くなると言ってたな、人間って本当に心と頭が身体を動かしているんだなあとか、そう思えば恋煩いで病気になって死んでしまった昔の人とか、別に不思議でもないよな、心一つで死んでしまえるって事はありえるのかもしれない、とかとかとか、余計な事までいっぱい考えてしまった。こんなに余計な事を考えながらページを捲っていて、よくも入り込んでマンガ読めるなあと我ながら…。これはもしかして集中力がないのではなくて、無茶苦茶集中力があるから同時に二つの事ができるのだろうか。あ、いや違うな、ただ単に時間が掛かっているってだけだな。
私本読むの遅いんですよね、この間、何故私は人の三倍くらい時間を掛けてマンガでも小説でも読むのだろうか…と考えていて気付いたんですが、私小説でもそうだしマンガでもそうなんですけど、感動すればするほど、興奮すればするほど、一個の台詞3回〜5回は軽く読んでいる。いや読むっていうか…そこで長い事立ち止まっている。その台詞を見つめながら。その間に考えたいことがあるので次に行けないのよ、次に進みたくないのでわざと立ち止まって、出てくる人の気持ちや背景や感動している自分の事、何故私は感動しているのか、出てくる人は何故こう思っているのか、何故こんな風になってしまったのか、という事を、自分の頭の中で整理して、結論として出さないと前に進まない。だから読書と言うよりは、頭の中で映画を作るように、映画を監督しているような気持ちに近いのかもしれない、いやそれよりはあれかな、国語の教科書的な感じかもな。ここの部分の作者の言いたい事は?とか、このときの主人公の気持ちは?とか、自問自答して答えを出さないと次に進めない。昔っから子供の頃からそうなんですよね、そりゃ遅いよね。ページなかなか捲れないですよ。あんまりたったか捲りたくないって気持ちもある。
あんま単純に楽しむってことはできてないのかもしれないなあ、そう考えると。いやでも私は私のやり方以外できないし知らない訳で、一見物凄い面倒そうな読み方だけど、それがあたしの"単純な楽しみ方"なのかも。物事全てに自分なりの理由と答えがないと前に進めない神経質な性格のせいかも。

あーまた関係ない事いっぱい書いてしまった。でも面白いマンガ読むと、自分があまりに興奮するので、何故こんなに尋常じゃなく興奮してしまうのだろう、何故何故何故何故…と、突き詰めずには居られないのよ、それ全部丸ごとひっくるめてこの本の感想って事で…。


以下ネタばれます。




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Catergory in [comics : ま]松本ミーコハウス comments(0) -
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