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男の花道―Don’t Worry Mamaシリーズ * 木原音瀬

木原さんの新刊ですが、面白かったー!!!
結構なギャグテイストなんだけども、これがまた…相当泣いたよね…。あー恥ずかしい…。だってキュンキュンするから〜…。
受が可愛くって可愛くって…これ絶対志水ゆきさんの挿絵の効果相当大きいと思う!どう考えたってかわいいもん、オタクとか何とか言ってるけど、だってかわいいよこの人〜!

これ初め同人誌だった奴ですよね、すっごい色物と思ってたので、同人の時に手が出ずにいたんですよ。まさかこんなにキュンな内容だったとは…。

Don’t Worry Mamaシリーズって言うのはですね、まずコレ↓↓

Don't Worry Mama * 木原音瀬

 

そしてスピンオフとしてコレ↓↓

脱がない男 * 木原音瀬
 

 

この二作品とも勿論大好き!!
しかし、なんともこう、歪なのですね〜。一作目の方は読んだら分かりますが、受が相当な太っちょで性格が悪い。二作目の方は攻の方のやることが最悪です、もうとても私コメディだからと流せない。
しかしだからこそ、だからこそですよ。木原さんの話はこういう、どうにもこうにも手のつけようがないんじゃないかっていう性格の悪い奴らが関わってくる恋愛の話が、んま〜キュンとしてしょうがないじゃないですか?不思議ですよねえ、すっごく歪な恋物語が、すっごい純愛に思える。
しかしそういう言い方もおかしな話で、純愛っていうのは見た目や個性やなんかっていうのは関係なくて、相手を思う心の事を言っているのであって、そうなれば、デブだろうが不細工だろうが性格悪かろうがオカマだろうがなんだろうが、純愛は存在するんですよね、おかしくも何ともないよ。

まあだから…そういうシリーズですよね。
外側から見たら笑っちゃうような二人かもしれないが、本人達はいたって本気であるという。その本人達にしか理解できないであろう純愛が、どうにも胸を打つ、足りなさ加減がいじらしく可愛らしくキュンとくるっていう。
しかしあくまでコメディータッチでくるし、たぶんラストはハッピーエンドであろうという安心感もあるので、読む前に気が重くないっていうのもいいよね、明るくて読みやすいから、始終暗い気持ちがやってこないし。
このシリーズはどれもすっごく面白いですよね、本当に3冊ともオススメであります。

んで、最新の『男の花道』ですが、この主人公のオネエ言葉のゲイは、一作目の表紙の男の友人なんですね。で、『脱がない男』にもかなり出てきます。
今回の本単体で読んでも全く問題なく楽しめると思うけど、作中に出てくる4人の脇役が前作それぞれの主人公なんで、前作読んでるとより一層楽しめるんじゃないかな〜。


では以下ネタばれます。


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深呼吸 * 木原音瀬

木原さんの新刊です、嬉しい〜。
吸血鬼の奴を読んでなくてあんまり情報が入らないから、新刊出てない気がしてしまうんだけど、実は出てたんですね。吸血鬼の奴早く読まなきゃどんどん間に合わなくなるなあ…どうしよう。あれ…恋愛モノですか…?
ま、それは置いといて、私にとっては久しぶりの木原さんの新刊。すっっごい楽しみだったんですけども、今回は凄くオーソドックスな恋愛モノで、しっとり浸れて凄くよかった〜。

主人公のおっさんの地味さを読んでるだけでなんかもう、じわじわ来る…。
相手のエリートの恋心にも泣いてしまったなあ。凄く切ない話ではないし、辛い話でもないんだけども、恋をする心はしっかりと描かれてるんですよね、その切羽詰った気持ちに揺らされて、えらい泣いてしまった。

あっさりした文章にあっさりした展開で、激しく傷ついたりドラマチックに何かが動いたというような事もないんですよ。
今この瞬間に恋に落ちた!とか、今ここがクライマックス!とかいう分かりやすいシーンがあるわけでもない。
ただただ静かに淡々と、大人同士が逢瀬を重ねているだけなんですね。

なのに、物凄く恋愛物語を読んでいるという気になるんですよね。
引き込まれるし、この話の中に流れている空気に、いつのまにか染まってしまう。
心の中に、しっかりとお話の世界が形作られていって、その広さは無限大で、私の中で幾らでも広がるような気がします。狭いようで、実は枠は決まってない世界というか…。
自分に返ってくる瞬間がなく、二人の話にどっぷり浸れて凄くよかったです。


以下ネタばれます。


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セカンド・セレナーデ(CD) * 木原音瀬

原作の感想はこちら→
セカンド・セレナーデ full complete version/木原音瀬

大っ好きなセカンドセレナーデのCD化というのでとにかくすーっごく楽しみにしてたんですけども、初聞きの印象は、うーん普通…でした。
まあ元々原作が、凄く感動したりとか、凄く泣けたり…という話じゃないんですよね。泣いたりなんだり…って類じゃないんだけども、とにかくすっごく面白くて、ワクワクするというか気が逸るというか…って言ってるとどこがどう好きなんだか自分でも分からなくなるんですけども、まあとにかく好きなんです。激しく読み返しております。

で、この話は原作本にちゃんと入ってるけども『水のナイフ』という話がその前にあるんですよ。セカンドセレナーデの掛川が脇役で出ている話で、これもすっごく面白いんですね。砂原先生と、彼の恋人で掛川の友達の明智って嫌な男のラブストーリーなんですけども、これがね、泣けるんですよね。私はこっちは凄く切ない思いをして泣いちゃう。
で、この水のナイフは、今回のCDには入ってないんです。まあ当然っちゃ当然か、違う話だし。
だから、掛川の失恋の話がない分、印象としては唐突というか、砂原先生に恋する気持ち…とか、掛川って男がはたからどんな風に一途で真面目だったのかっていうのが描かれてないから、これだけ聞いた人って物足りないんじゃないだろうか…とか余計な心配をしてしまうんですけども…。
…そういう方にはぜひとも原作をオススメしたいですよろしければ。

私は原作では、明智より掛川のがなんぼか好きだったんですよ、一途な青年だったから。砂原先生に彼が振られるのがなんとも切なくて、だからそういう気持ちを引き摺ったまま『水のナイフ』から『セカンドセレナーデ』に移行する。
すると、『セカンドセレナーデ』で先生を思い切れずに未練たっぷりで悶々と悩む掛川の思いが、とてもいじらしく感じるし、ぐっと来るんですよね。

で、そういう掛川に対する橋本さんの態度がほんと笑っちゃうくらいどうしようもなくてですね…。
なんかもう、この橋本のこれでもかのどうしようもなさが、私には面白くってしょうがないんですよね〜。
決して派手な話じゃないんですよ、例えばクラシックのコンサートのチケットを捨てちゃうくだりとかあるでしょ、小さいエピソードなんだけども、あの一個のエピが、すっごく効いてると思いませんか?
チケットを捨ててしまうひどい仕返し、それをなくしたと言えない小心者の見栄っ張り、それを分かってて行きたいと行ってみせる意地悪……というこの一連の、派手さのない地味な応酬が、なんつうんだろ、もうやらしいというか赤裸々というか、あまりにもリアルというかなあ、現実的な匂いがして、凄く好きで読んでて楽しいんですよ。そしたらそのやりとりの最後に橋本が、もう一回チケット買ってくるじゃないですか。
そこで掛川が、え…?となるんですよ。同じように回っていた歯車だったのに、違う方向に噛みあい始めるというか、さっきと違う場所にかちっと嵌るんですよね。
で、その瞬間読んでる私も、え…?となるんです。
なんて嫌な男なんだなんて小さい男なんだ、ああいやだああいやだ…と思っているのに、この瞬間、掛川と一緒に、え…?と橋本を二度見するわけですよ。

セカンドセレナーデって、こういうことの繰り返しなんですよね。
本当に小さい、何でもないエピソードが積み重なって、掛川の気持ちが、先生から物凄く嫌な男に移っていく。両方割とろくでもない事をしているカップルなんだけど、両方大した人間性でもないっていうのが、なんかリアルでしょ、大した人間でもないこの二人が、妙に愛しく感じるんですよね。

だからね、このお話は、味小説だと思うんですよ。
スルメ小説。読めば読むほどよくなる、噛めば噛むほど味が出る、楽しくなるっていう…そういう味わいのある、地味な小説だと思うんです。
ガツーンっと感動するってよりは、二度見程度に見直したりするくらいなんですよね。

だから、例えばCDにしたってね、エッチシーンもほとんどないし、誰かが関わってきて派手に事件が起こったりとか、派手に色っぽいとかそういうんじゃ全然なくて、ものすごーく地味で、一人の青年が失恋して、映画とって、年上の男に振られて…っていう、それだけなんです。淡々としているんです。
だから私が初めて聞いた時に、「あー…普通」って思ったのって、考えてみれば当たり前の反応ではないのか……と、何回か聞いた今思うんですよね。
で、何回か聞くとやっぱりじわじわ味が出てくる。
砂原先生と掛川のやり取りも聞き入っちゃうくらい切ないし。脇役の人たちも凄いいいんですよね、勿論橋本なんかあまりにあまりなんでほんと笑っちゃうしね。

…って、前書きのつもりだったのに既に感想を終えそうな勢いで書いてしまった。
以下もう少し詳しく感想を書きます。


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キャッスルマンゴー(CD) * 小椋ムク/木原音瀬

原作が大好きだった『キャッスルマンゴー』のドラマCDです。なんか最近は木原さんの作品なら何も迷わずに購入を決めているんですけども、これは買って気付いたんだけど…そんなに欲しかったのかな私…?勢い?
でもまあ、買ってよかったかな、原作大好きだし。全然何も文句がないです、良かったです。

上半期の3位にも入れた原作の感想はこちら→
キャッスルマンゴー1 * 小椋ムク/木原音瀬

とは言ってもお話的にはこれからがたぶん本番なんですよね。
マンガの方はこれからがあってもなくてもとにかく物凄く胸を引き絞られるような気持ちがしたんですけども…原作感想とこにも散々書いたけど、このいじらしさというか…熱っぽさというか…。一途でひたむきな思いっていうのか、作品全体に溢れるこのひたむきさに、ぐっと胸を鷲掴まれたかんじだったんですよ。なので、続きがあろうがなかろうが、とにかくこの一冊は素晴らしかった。

けどもCDになるとやっぱり、途中で終わるのは分かってても、聞いてると、え?ここで終わり!?って、凄く物足りないというか…続きを聞きたいって思う。
まあ、続きがきっと出るだろうから、出てから一気に通して聞いてもう一回感想書こうと思います。

でもとりあえずこの一枚について少しだけ感想です。


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セカンド・セレナーデ full complete version * 木原音瀬

あれですよね〜。世の中的には今是の最終巻できっと盛り上がってるんですよね。
私も盛り上がりたいけど、まだうちには来てない〜…。
ので!
9月くらいにCDになるのが待ち遠しくてしょうがないセカンドセレナーデの感想を、前に一回書いてるんだけどさらっとしか書いてないので、ちゃんと書ききろうと思います!

というのも、私はこの『セカンドセレナーデ』が、大好き!大好き!大好き!
何故だろう??よくわかんないけどとにかく好きで好きで好きでたまらないのです!とにかくしつこいくらい読み返しました。
私が持っているのはビブロスから出た完全版という奴で、リブレになった後出た新装版と、中身はたぶん一緒だと思う…。違ったら買ってるはずだし。違わないから買ってないんだと思うんだよな〜。

んでこれは、主に二作品ほど連作で主人公が違う話が入っていて、一話目は『水のナイフ』という、セカンド・セレナーデの前作にあたる話が入っていて、これの脇役がセカンド〜では主人公になってるんですね。
この二作品とも本当にどっちもとても面白くて、たぶん私は通常だったなら、『水のナイフ』のが好きなんですよ、私好みの、嫌な奴に傷つけられる受先生の話なんですよね。
けど本当にどうしたことか、私はこの二作品でははっきりと、『セカンドセレナーデ』のが好きなのです。
傷つけられる受先生よりも、性格の悪い橋本の話のほうを、何度も何度も読み返して、何度も何度も読みたいくらい好きなんですねー…自分でも凄く不思議なんだけど。
っていっても勿論水のナイフの方も大好きです。

CD本当に楽しみだな〜。
例によって声優さんを見ても全くイメージが湧かないため、見たのにキャストを忘れているのですが、まあきっと良い作品にしてくれるだろうと思ってます、木原さんのCD絶対いいもんな!


以下ネタばれます。



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美しいこと * 日高ショーコ・木原音瀬 / ergo5

今頃〜〜!?
…と我ながら思うんですけども今頃今更読みました。漸く、やっと…。
こんだけ美しいことが好きだと言っているのに読んでなかったのかって我ながら思うんですけど、それが読んでなかったんですよ。タイミングがずれているというか、なんか存在をすっかり忘れている状態ってありますよね、そういう感じで。自分で、日高さんの『美しいこと』のコミカライズが読みたい読みたいって言っててはっと思い出したのです、短いけどやってたじゃんー!!って。
ergoが出た当時はまだ『美しいこと』読んでなかったんですよね、これ2008年に出てるんだけど、その当時はこの雑誌自体買おうというテンションじゃなくて、大体コミカライズ自体に興味がなかったんですよ。木原さんの小説を木原さん以外の人が書いたものに何の価値があるのかと…そう思っていたのです、あくまで当時は。今はそんな風に思ってないですよ、アプローチが違うとまた違った良さが出て、嵌ると凄くいいものもあるなあと思ってます。証拠にergoからコミックになった数冊はどれも凄くよかったし。
んでその後『美しいこと』を読んだ後も、この雑誌にショートが載っているのを知ってはいたんだけど、物凄い短いこんだけのものを読むのに800円出せねーな…って結構冷静に考えていて、それからそのまま年月が経ったんですね〜。そしていつしか存在自体をすっかり忘れてました。
んで、日高さんのコミカライズちょっとでも読めるじゃん!と気付いて手に入れようと思った時には、古本屋で見ても値上がりしはじめてて、普通の本屋でも見かけないし、ちょっと希少価値みたいになりつつあったんですよ、これやばいなって思い始めていたのです。
がこないだひょっこり見つけました。…つうかコミコミさん?さすがコミコミだよね。


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リバーズエンド * 木原音瀬




前回感想書いたキャッスルマンゴーの原作、木原さんが十亀の過去話として書いた小冊子です。キャッスルマンゴーが始まる時、創刊したcabの付録としてついてました。

Cab VOL.1


キャッスルマンゴー 1 * 小椋ムク/木原音瀬


いつか読もうと思いつつも何となく、やっぱり本編読んでから読みたいって気持ちが強くて、手が出ずにいたんですよね。
けど、キャッスルマンゴーの一巻が出て、お話も分かって、大大大好きになって、面白くてたまんなかったので、もう居ても立っても居られず読みました。

んで………なんたる号泣かというくらい、大泣きしました。どうしてくれよう……。
いやもう、とんでもなかった。たぶん今年に入って1位2位を争う大泣きでした。もう悲しくて悲しくて悲しくて悲しくて、苦しくて辛くて切なかったです。凄く切なかった、どうしても切なかった。

はぁ〜……。
私これ、あくまで私はだけど…本編読んだ後に読んでよかったです。
これを先に読んでいたらやっぱり、この話に出てくる人たちの未来を期待したと思うんですよ。やっぱり第一印象と刷り込みって、特に私、凄く左右されるみたいなんですよね。
だから、これを先に読んでたら、漫画の方のキャッスルマンゴーの感想は、きっと違ったものになったかもしれません。

過ぎ去って、あんなに優しい大人になった十亀が頭にあるので、だから読めたし、だから、自分の中でリバーズエンドは終われたと思う。
もしもリバーズエンドが単品でぽんっとあったら、これはどうしても自分の中では終われなかった。
勿論、キャッスルマンゴーがあってのリバーズエンドだと思うので、それでいいんだと思うんだけど。

とにかくさらっとは読めないとても厳しい小説でした。
だけど何回も書くけど、それでもキャッスルマンゴーという未来があるという事を頭においておけば、過去なんだから、と思って読めると思う。区切りはつけられると思う。

以下少しネタばれるかもしれませんが感想です。


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COLD SLEEP * 麻生ミツ晃/木原音瀬

衝撃的な週末でした。
地震と津波の映像、本当に生きていてあんなに恐ろしいものを見たのは初めてかもしれません。
私は西日本在住なので、今回の地震について被害はなかったのですが、とても他人事とは思えない、あの状況。テレビから目が離せず、見れば涙が出て、心臓がばくばく言って……。
それに、私に被害はなくても、私の生活も影響を受けていて、来週から色々変わるだろうと思うし、それはやっぱりいきなりの事だったので…災害はいつだっていきなりなのですが…。
とにかくそんなこんなで本当に落ち着かない週末でした。

が、やっとなんだか何か書こうという気になってきたので、一個感想をUPしようと思います。

えーと、コールドシリーズのコミカライズです。
これは本当に楽しみでした。雑誌で追いかけてはいなかったので、どんな感じなのか知らなかったんだけども、麻生ミツ晃さんと聞いた時から、こればっちりナイスキャスティング、と思ってました。
もう絵を思い起こすだけで、コールドシリーズにぴったりだと思ってた。麻生さんの絵とかマンガとかって独特の雰囲気がありますよね、私本当にこの雰囲気大好きです。たぶん7割がた雰囲気で泣いてる。

コールドシリーズ、原作の感想をちゃんと書いてはないんだけども、CDの感想のとこがほとんど原作の感想みたいになってます。なんか今更きっちり読み返してきっちり文章にする勇気がないというか…。
これって勇気のいる3冊なんですよね私にとっては。当時は結構読み返してたんだけど、今は読み返す勇気がないなあ。CDも簡単に聞きなおす勇気が出ません。でも素晴らしいCDだと思ってます。
木原さんのCDは本当に素晴らしいのが多いと思う。
特に『美しいこと』なんて最高傑作だと思うのに、発売元さんが倒れて、入手困難になっているというのがもう、悔しくてしょうがないです、もっと多くの美しいことファンに聞いて欲しかった。どうにかならないのだろうか、どこか違う会社が受け継いだりできないのだろうか。

コールドシリーズのCDの感想はこちら→
COLD SLEEP/COLD LIGHT/COLD FEVER(CD) * 木原音瀬

一冊目のSLEEPは、まだまだお話的には序章なんだけど、このマンガで読むと何だか既にクライマックスという感じでしたね、とにかく麻生さん、素晴らしくよいコミカライズだったと思います!
透なんてもう、最初からこの透しか知らなかったというみたいに、透以外の何ものでもなく、この透以外存在しないというように、まさに透だった。
あまりにも透で、より透だったので、今から3冊目が怖いです。…どんだけ透なのだろう…。
二冊目もあるらしいのできっと3冊目もあるだろうと思っているのですが。


以下ネタばれます。


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後輩の弟 * 木原音瀬

薔薇色の人生のCDの特典だった小冊子。結局昨日読んで寝ました。こういうのについている特典にしては読みがいがあって、あんま期待してなかっただけに嬉しかったので少しだけ感想を。

薔薇色の人生CDの観想はこちら→ 薔薇色の人生(CD) * 木原音瀬
本編原作の感想はこちら→ 薔薇色の人生 * 木原音瀬
                  更に薔薇色


後輩の弟、というくらいなので、きっと主人公はロンちゃんの先輩、甚呉とロンちゃんの弟、マニの話だろうと思ってました。
が、割りにロンちゃんとモモも出て来てたんですよね。

以下少しネタばれます。


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薔薇色の人生(CD) * 木原音瀬

素晴らしい小説、『薔薇色の人生』のドラマCDでした。

原作の感想はこちら→
薔薇色の人生 * 木原音瀬
更に薔薇色

私が初めてBLCDに感動したのは『美しいこと』でした。が、その『美しいこと』を聞く前から、もしも自分がドラマCDを聞くならば、『薔薇色の人生』のような人間ドラマならば聴いてみたいと思ってました。当時はまだBLCDを聞いた事なかったか、一枚くらいしか聞いてなかった時期で、自分にはとても手が出ないシロモノと思っていたんですが、こんな風な物語ならば…こんな風な世界の、こんな風な男の物語、人生ならば、それをドラマにするならば、私にも聞けるんじゃないかと思ったんです。

そう思ったのがだから…二年以上前なのかなあ?
結局『美しいこと』を聞いて、私のBLCDと声優に対する偏見は、ガラガラ音を立てて崩れ落ちたのですが…新しい世界を知れてよかったです。偏見は、できるなら少しでもなくした方がいいです。
で、その頃からずっと、『薔薇色の人生』はCDにならないのかなあ、いつなるのかなあと待ってました。これこそCDにしたら素晴らしいんじゃないかと思い続けていた。
なので本当に、この一枚を聞くのが楽しみで、楽しみで楽しみでどうしようもなかったです。

声優さんの前情報とかもちゃんと見てたんですけど何しろ、それについては本当に思い込みがないので、見ても忘れちゃうんですよね。声は何となく、あ〜あの声の人ね〜…とか思うくらいには分かるんだけど、あんまり好き嫌いもないし、勿論顔も知らないし…なので何回見ても声優さんが誰だったか覚えられなくて、CD来て名前見て、え!こんな人だったっけ!!って凄い驚いた。

驚いたというのは、なんか…合うのかな〜…って。
吉野さんの声は特徴あるので、私でも何となく分かるんですよ。モモって感じ?そういう感じしないなあって思って。合うのかな〜とか思いながら、まあいいやって感じで聞き始めて、最初やっぱり、なんかモモ若いし、可愛い声になっちゃってるなあ…って思ってたんですよ。
いやでもそれよりも、私の中の吉野さんの癖のある声より何倍も爽やかでビビッた。私の想像は、もっともっと癖のある、なんかあんま爽やかじゃない声って印象だったんですよ。でも聞くと、想像よりずっと爽やかで、思ってたよりずっとモモっぽくなくて、え!!!ってちょっと衝撃的だった。
いや、そういう事ってよくあるんですよ、声優さんって本当に、私が聞きなれないせいかもしれないけど、役によって声が違って聞こえるので凄いなあと思う。
どの役やっても全然声が違って聞こえないのって……遊佐さんとか?友達が好きなのでかなり遊佐さんのCD聞くんですが、遊佐さんって遊佐さんじゃなかったことないよね。それはやっぱりたくさん聞いてるからそう思うのかもしれないな。

あ、まあそれは置いといて。
とにかく、想像よりずっとモモのイメージじゃなかった事に、私凄い驚いたんです、最初。
ところが、ところがですよ。
これが、聞いてるうちに…割と早いうちに、もうね、この人がモモじゃなかったら誰がモモなんだ!!
…と、言うくらい、モモなんですよ。きっちりぴったりモモなんですよ。なんつうモモっぷり。とんでもなくモモ!ここにはちゃんとモモがいた!!
も〜〜〜すっごい良かったんでーすーよー!!!

やっぱり色々聞いて思うんですけど…声優さんのファンで声優さんの声が聞きたいからCD聞くって言うのでなければ、やっぱ特に私みたいなのがこういうのを聞いて、いいと思うか悪いと思うか…は、もう絶対原作に掛かってるんですよ。原作で貰った感動に、如何に沿う事ができるかっていう、もうその事のみなんです。それ以外には思い入れがないからです。
で、やっぱり思うんですけど、原作がいいんです。台詞やシーンや、人間描写。キャラ。原作がいいから、CDもいい。
だけど、原作がいいだけに、CDをちゃんと作ってもらえなかったら、当然物凄くガッカリするし、原作がいいから知らずハードルも上がっている。
そういうこっちの期待や、厳しい目を、よくぞここまで満足させてくれたなって、本当に感激しております。原作どおりの愛しいドラマにしてくれたと思います。

原作を読み返すと、細部描かれてない部分や、変わっているところはあるんですけども、CD聞いて違和感がないくらい、ちゃんと原作の雰囲気が出ていて、百田は百田で、ロンちゃんはロンちゃんだったんです。
とにかくあの百田の、情けなーい感じ…。どうにも哀れで、どうにも放って置けなくて、どうにも愛しい。浅はかなところもあるけど優しくて、暖かくて、バカでダメで小汚いけど、ロンちゃんを好きで好きでしょうがない、その為に生き直そうとしている、何だかとっても綺麗なものを心に持っている優しい百田の、あの感じ。あの感じを、吉野さんが凄く凄くすごーく出してくれてるんです、もう私、物凄い泣いたんです。原作読んで泣いたシーンは、やっぱCDでも涙が出て、もう何度も聞いてるんですが、それでもやっぱり涙が出る。切ないとか悲しいとかの涙というよりも、なんていうか、暖かさに涙が出るんですよね。何だかもう、なんて言ったらいいか分からないけど……暖かくて、優しいから、涙が出るんですよね…。




…と、ここで今原作のロンちゃん視点の方を読んでしまったが為に、30分以上時間が空きました…。あ〜寝るのが遅くなる…。

この感想を書くのに原作を読み返したんだけど、とにかくよくもこんだけ涙が出るなと思うくらい涙が出て、出て出てどうしようもなかった。初めて読んだ時もどんだけかって程泣いたけど、読み返してもやっぱり涙が出る。

以下原作の内容をネタばれるので要注意です。


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