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豊潤なごほうび * モチメ子

すんごい泣いた〜!

モチメ子さんって不思議。この絵や雰囲気と全くかけ離れた突拍子もない設定を入れてくるのに、違和感がないんですよね。この間のやくざの話の時もそうだったけど、何を書いてもとってもファンシーっていうかメルヘンチックで、何を書いてもすっごくモチメ子さんなんです。それを読んでておかしいとか変だって思わせないんですよ。アリなんですよね、設定よりもなんていうか…暖かいキャラたちに凄く愛着が沸いて、そこに気持ちを入れながら読めるんですよ〜。

なので、最後にはもうぼろぼろ大泣きで、結局この本もっのすごい泣いた。もうなんていうか…表紙にもちらっと出てますが、あの子供がね…。あんまりにもあんまりなんでね…。号泣。あのいじらしさ。
無言の存在感がハンパないんですよ。あれこれ話さないはにかみやの、無口な子供なんです。言葉にして感情を表に出す術を持ってないので、真っ黒な大きな瞳で、その寂しさや秘した気持ちを表現するんですよ。
そこに何を見るかは私次第なんですよね。何も感じない人もいるかもしれないし、私が勝手に頭で物語を作り上げて感動しているのかもしれない。
まあ私は大体の場合においてそうなんですが、それでより物語を楽しむことができるのならば、それはとてもよい事ですな。


以下ネタばれます。


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四畳半一間の内緒話 * モチメ子

可愛くて面白かったです。
これが出た当時は擬人化っていうのに引っ掛かっていて手が出ずにいたんですけど…というのは、別に擬人化を毛嫌いしている訳じゃないんだけども、ネタよりも普通のラブを読みたい気持ちのが常に強く、こうして単行本になってお金を払うとなると、擬人化にはわざわざお金を出そうと思わなかった…。
と、言う訳で、手が出なかったのです。

けどモチメ子さん最近読む本読む本とてもいいんですよね。なので、ここで一つ読みそびっていたこれを行ってみようかと思ったのでした。
で、凄く可愛いし面白かったです。モチメ子テイストを受け入れている今となっては何が来ても割合楽しい、このほんわかした一定の空気で全ての物語を読ませるところ、味だと思う。
アラブだろうが擬人化だろうがヤクザものだろうが、とにかく全部同じリズム、同じ空気、全てモチメ子テイスト。どのようなジャンルも自分の方向に引き寄せて自分の色に染めてからカタチにしていらっしゃるような印象。そしてそのテイストが凄く独特で面白いもんだから、新鮮で楽しいです。

今なら東雲家も読めるかもしれない……。
っていうのは、東雲家はなんと続きが出たらしいのです。初めのは私も買ってここにも感想書いてますが、まあとにかくちんぷんかんぷんで、どこを軸に楽しんでよいやらさっぱり分からなかったんですよね。あの独特な世界に全然入っていけなくて。
そんで即行さようならしましたよね…。
もしや今なら、モチメ子修行を積んだ今なら、あれを面白く読めるかもしれない〜。

その件の東雲家の第二段というのはコレ↓


…買っちゃうかもしれない…。
けどそしたら最初の奴もやっぱり読み直さなくちゃ分からないことになって、そしたらさようならしたものをまたおかえりするってことで…わーんヤダ!

もうちょっと迷おう…。

ってことで東雲家の事は置いといて、四畳半一間の話。
短編集で、擬人化だけじゃなくて、他の短編も入っていて、全部ほわほわしてて楽しかったです。

以下ネタばれます。


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やさしいエピローグ * モチメ子

面白かった〜凄い面白かった。…んだけど、★を凄く迷った、4か5かで迷った〜。なのでこの★4は気持ち的に4.8くらいの4…。いやほんと、いつもこの★迷うんですよねできれば一切つけたくないくらい。

モチメ子さんの作風ってすっごい不思議。こないだの『恋するバラ色店長』もすっごい面白くてすっごい独特だったんだけど、今回のこの話もとても個性的だった〜。
なんか感想凄く書きにくいんですよね、ストーリー書くだけなら簡単だけど、この独特な感じをどう表現していいか分からない。
なんつうか…違う次元同士の話が一直線上に無理なく収まっていると言った風なんですよね。それぞれ物凄く異世界に違いないエピが、このテンポとこのキャラ、この絵で無理矢理同じ画面に納められているような…だけど、すっごく無理矢理なんだけども、この方の押しが強くてそれをあっという間に納得させられてしまうっていうか…。
かわいめの絵だし、軽い感じなのかと思いきや、割と押しが強いというか、結構ぐいぐい来られる感じがする、休む暇なくぐいぐい力任せで来る感じがする!

いや〜もうとにかく面白かった!ルールがない感じが面白かった!
なんかもうすっごく自由。すっごく自由で…あ、ファンタジーじゃないんだけどファンタジーみたいな自由さがあったと思うんですよ、何でもアリ!みたいな。
だけどそんなに自由な作風で、色んなことが突拍子がないのに、感動するところはちゃんと人間同士の心の行き交いや、恋する気持ちや、優しさや寂しさなんかで…だから抑えるところをきっちり抑えてんだよなあ…。

以下ネタばれます。



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恋するバラ色店長 * モチメ子

面白かったんですよ〜。
モチメ子さんと言えば私、初コミックスを買ったんですけど、それがもう不条理というかルールなしというか、読者おいてけぼりというか…いやおいてけぼりにされたのは私だけなのかもしれないですがとにかく、これどうやって読むの????っていう、楽しみ方がまるで分からない一冊だった訳なんです。
で、そんなにも分からなかったんだから当然の事ながら、さようならしました………。
が、表題作以外に入っていた同時収録の話が、凄くよかった印象があったんです。キュンと来るラブストーリーだった記憶があって…普通のお話描いたら面白い人なんじゃないかなあと思ってたんです。
で、やっぱこの一冊が気になっていたので一か八かで購入しました。
うん、やっぱ正解でした、面白かった!!

なんていうかすっごくオリジナルなんですけど、色んなところが。
どこがどうって凄く言いにくいんですけど、とにかく可愛いんですよ。可愛さに全然嫌味がなくて、ちょいダサな感じが…ちょいダサだけど今っぽいみたいな…どういうことそれ?自分で言ってて訳がわからんのんですけど、まーとにかく可愛かった。読んでる間中ずっとにまにましちゃう感じで、くすっと笑えるとこがいっぱいあって、ラブストーリーなんだけどラブさ加減もえらいマイペースで、でも全然じれじれしないんですよ。このスローテンポこそがとても楽しかった。

そんで私、例によってまた、この店長は受か攻か受か攻か………そればかり考えてまして本当に集中してないよね。もはや私にとってBLとは、受か攻かなんだと思います。BL=受か攻か。…なんか自分で核心ついた気がしたけど既に何の事やら分かりません。

そんで受か攻かなんですけど、初めは受だと思ったんですよ。なんでかな〜…と思うに、髪が白い主人公だったからだと思います。第一印象で、初めて見た髪の白い主役級の人を、この人は受!と認定してしまう癖があり、そうなるとその後はなかなか受攻が覆らない。ちょう刷り込まれている…。
…という自分ルールにまた一つ気付いた。
どうしてこんなにまでも細部に渡ってルールがあるのだろう…。それは私が人生生活全てにおいてそうだからだな、神経質で物事に細かい、拘りが過ぎるという…。
とにかく店長を受だと思ったんです。そしたら次に出てきた店長が惚れる男の人が、年上で黒髪なんですよ。
年上or白髪。悩ましいところです。が、やっぱり主役級の白髪が、受として年上より勝ってしまう場合が多々あり……特に最近はその傾向にある。年上がその他の条件に負けてしまう。昔は何よりもどんな条件よりも、受=年上 だったのに〜〜。

で、やっぱり店長は受が私はいいなあ…と思っていたんですけども、読んでくとどうもやっぱり、黒髪の年上のが受っぽいような気がし始め、あ、やっぱ年上受なんだな、店長受がよかったけど、年上受でも別に読めない事はないから早いとこ頭の切り替えしなきゃ話にのめりこめなくなる、店長は攻として読まないとナ。
………なんて事を必死に自分に言い聞かせて読んでたんですよ〜。

なのでほんっとうに忙しかったです、受か攻かを考えるのが。
そんで結局最後になんだそうだったのかよ〜〜!!みたいな感じだったんですけど以下ネタばれます。


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