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Call me,Call * 梶本レイカ

あ〜感想書くのが凄く遅くなってしまった〜。なかなかたくさん読んだり書いたりできない日々なんですけども、そんな中でもこの梶本レイカさんの新刊は凄く読みたくて、出てすぐ買って読んで感動して直ちに感想書かなきゃと思っていた一冊だったのです。結局何、一ヶ月くらいたっちゃった気がするけど…。
本当はあれですよね〜。もっと色々書かなきゃいけないものが目白押しなんだけども…あれとかあれとかあれとかですよね、読んでますよ全部読んで感激してます、けどとにかくこの一冊がよかったってことを言いたいのです、まずこれです。

梶本レイカさんといえば、あの伝説の『高3限定』。
なんですけども、その一個前のこれ→  ミ・ディアブロ * 梶本レイカ 
これも相当痛々しい話ではあったのですが、この話のラブい部分というか、甘い部分の描写が凄くストレートで情熱的で、凄く好きだったんです。なのでこの方の恋愛の甘い話が読みたいって、この時からずっと思ってたんですよね。
だから私にとっては待ちに待ったこの『Call me,Call』なんです。
そんで読んだわけですが……。ね?ね?
って感じよ〜!!だから絶対、恋愛に特化した話を描かれたら最高に甘い、甘いはず!!って思ってたの、当たりましたよ〜!!

このお話は、二人の男の紆余曲折を経た恋愛物語で、なんて言ったらいいんだろ、表現はやっぱりドギツイというか、腹の底にぐっとくるやりきれなさみたいなのがあるんですけど、やっぱり人を好きになったり、好かれたりすることで全てがなんとかなっていく…っていう、恋愛ものの良さがあると思うんですよね、それって一番安心する。理解できるし、そういう思いって意外に凄く強いし、未来を見られるから。
ひたむきすぎる思いが痛々しかったり、過去が悲しくて寂しかったりしても、その全部があって今、好きな人を思えているなら、それから先があると思えるじゃないですか。幸福の形が見えるというか。
やっぱり私、恋愛の話好きだなあって、改めて思ったよね…。
あとやっぱ巣我ですよね、巣我。途中から、これはもしや……と思ってたけど……だよねやっぱね〜〜!!!っていう…。
一件強そうに見える大人が、実はぐっずぐずの弱虫だったりする瞬間、たまんないですよね。たまんなかったわ〜。いや〜…もう、…よかった〜!

以下できるだけ簡潔に感想を。
ネタばれます。

 


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いぬとねこ。 * カワイチハル

これですこれ。何も言わず、とにかくこれを読んで欲しいのです!
たまにビーボーイ系の雑誌を買うと掲載されていたこの可愛らしい話ですが、私、一度読んだだけで、もうその可愛らしさに大泣きしてしまいまして、コミックスにならないのだろうかと待っていたんです。
それが、満を持してコミックスになったのです、めでたいですー!!!

どういう話かというと、その名のとおり、いぬとねこの話なんですね。表紙をよく見て頂けるとわかるように、小さな擬人化ねこと、ドーベルマンみたいな立派な犬がおりまして、その上に耳のついたBたちがLしている様子が…。
まさにそのとおり、この擬人化した小さい猫と、ドーベルマンみたいな犬が、時折人間みたいになるんですが、まあそんなこたどうでもいいのです。どうでもよくないけど!
とにかくこの、小さい猫と、立派な犬の、愛情を!健気さを!読んで欲しい!!

私なんてもう、第一ページ目から、号泣。大号泣。
なんとももう、言いようがないんですよ、ほのぼのしたサイレントコミックスで、主人公たちの話には一切セリフがないんですけど、だからこそです。だからこそ、響くんです。読んだ人それぞれの心の中で、響き渡るのです!
とても可愛いんですけど、可愛いのに寂しくて、寂しいからこそ余計に、それをひたすら守ってくれる暖かさがあることに感謝したくなるし、この猫と一緒に悲しくなったり、幸せになったりして、その幸せな様にも、さみしそうな様にも、全てにもう、泣けるったら泣けるったら泣けるんです。
とにかくこれは本当に、疲れ果てた心をあったかく優しく包んでくれると思います。
私の疲れ果てた心は見事に丸くあったかく癒されました。大事な一冊になりました。

私、今このBL界に、こういう一冊が存在していて、コミックスになってくれたことが本当に嬉しいし、こういう作品が存在しているってことは凄く大事なことだと思うし、可能性も感じるし、あるようでないほんわか優しい、恋愛というより全てをひっくるめた生への愛情というか、そういうものがBLベースに描かれていることに、感謝したいんですよね。
なぜなら、それでも、このいぬとねこ、例えばねこがメスだと言われたらやっぱり手を出さないからなんです。やっぱりどうしても、男の子同士がいいんです、もう理屈じゃないんです、男同士がいいの!どんな話でも!

よくぞ、何年間もこの話を書き続けてくれたなあ、と作者の方にも感謝したいし、載せ続けたビーボーイにも感謝したいし、支え続けた雑誌読者の方にも感謝したい!
愛され続けたことが嬉しいです。愛されたから、こうして形になったんですよね。
この話はきっとBL界の良心ですよ、本当にありがたい、感謝感激。

と、言うわけで前置きが長いですが、以下内容について。
ネタばれてしまいますが、私の文章を読んでもこのコミックスをわかったことには決してなりません。
読まなきゃわからないの、この愛しさは、カワイチハルさんの絵で見てこそなの!
全力で!オススメ!!

 


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願いごとはひだまりで * かつらぎ

これいつだったかな、夏だったか春だったかに読んだんですけど、すっごくよかったんです。
で、感想書こう書こうと思いつつ時間が過ぎて…簡単にですが年内にどうしてもこれがよかったって事を書いておこうと思って。

帯にシルバーラブって書いてあるんですけど、まさしくそのとおり。
おっさんとかじいさんとかのラブなんですよね。短編集で3つのお話、3カップル分入ってますが、どれもとてもよかったです。しみじみよかった。

若い頃の思いをずっと抱えていておっさんになって成就する思いだったり、若い頃からの恋人関係をずっと続けている円熟カップルだったり、若者からのアプローチを受け入れるじいさん…おっさん?の話だったり。
どれも適度にちゃんと歳を取っているので、この人たちがラブを語るのを見るのが、なんだかこっぱずかしい。けど、恥ずかしいな、居心地が悪いな…と思わせてくれるくらいには、ちゃんとじいさんで、ちゃんと恋愛なんです。
じいさんたちのラブなんて、老い先短いとか、若者のラブよりもなんか恐ろしい気がするんですけども…何故だろうなあ、若気の至りで済まないからだろうか。
けど、ここに描かれている彼らは、歳を取ったからこその余裕もあるし、逆に怖いものがないみたいな思い切りの良さもあるし、年寄りの可愛らしさもあるし…その可愛らしさには、媚びたいやらしさがない…んですよね。人間的な愛しさというか…。
出てくるじいさん、おっさんたちに、中年ならではの可愛さがちゃんとあると思うんですよ。
勿論、ありえないって思う事もいっぱいあるかもしれないんだけど、でも、こういう恋愛があったらステキだなあ、とちゃんと思わせてくれる。笑ったり馬鹿にしたりできない、年月を経ているからこそ誤魔化しの利かない、真摯で情熱的な恋愛が描かれていると思うんですよね。その上優しく、可愛らしい。表現は優しいくかわいらしくても、彼らの胸の中にある思いは、とても情熱的。

そして、切ない。
戦争を超えてきたじいさんたちの人生なんてね、凄く切なかったですよ。なんか、泣いてしまったよ。
最後の話なんて、どっちか死ぬんじゃないかと気が気じゃなくて…。
でも確実にその時はやってくるよね。確実に、割と近いうちだよね。じいさんだからね…。
暖かく優しく狂おしい恋物語というだけじゃなく、そういう寂しい余韻まで残してくれて、何とも言えない気持ちで読み終えることができたんです。

という訳で、この三作品とも凄くじんわり染み入るいい話だったので、私はこの本オススメです。

はー…やっとこれ言えた。数ヵ月越しでした、今年中に簡単だけど感想書けてよかった!





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剣と霧 * 琥狗ハヤテ

こないだも新刊出た琥狗ハヤテさんのまたまたの新刊ですが、楽しかったですよ〜。
あんまり重い話でもないし、気軽に楽しめる娯楽という感じが強くて、これからどんどん続いたらもっとこの二人に愛着が湧くかもしれませんね。

結構設定は大袈裟というか、いつもそうなんだけども世界観を作り上げるのが凄く上手いというか、中華な感じの架空な世界をあっというまに作り上げてしまう…っていうの、凄いですよね。BLと名がついてなかったら正直面倒くさいなあと、ファンタジー設定だと私は思ってしまうのですが、BLという頭がついているので新鮮な気持ちで楽しめます。

圧制に苦しむ人々のための二人の暗殺者のお話なのですね。
でも今のところそんなに苦しい悲しいお話はなくて、無鉄砲でガサツだけど強い男と、毒を扱うのに長けている美しい暗殺者と、その二人が請け負う仕事の先々で出会って惹かれあってゆく…という内容でした。

受の方が、冷静で緻密な計算の上仕事をするのに対して、本能で生きているっぽい攻の男。正反対の二人の対比がよかったです。
これからこの二人がもうちょっとラブい関係になっていくんですかね。
まあ今でも十分にラブいのですが、ラブについて葛藤なんかあったらもっと面白く感じられるかもしれないなあ。今のところ割とあっさりした印象なので…設定も絵も濃いんだけどね。
この二人の間に葛藤が生まれて、命を懸けるような深刻な恋に発展……いや、しなくても今のままでもいいけど、したらなんかドキドキ面白そうじゃない?でも勿論基本はハッピーに続いて欲しいけども。
二人がセックスするシーンは色っぽくてよかったですね〜。
上半身中心だけども、熱っぽくセックスしている、という事が分かればまあいいです、納得します…。

あと最後についているチビ絵の4コマが可愛かった〜!
笑っちゃうけど黒いほうちょっと不憫だよね…。






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恋する丸メガネ * ケビン小峰

こないだ面白くってビックリしたケビン小峰さんの新刊です。
前の本はコレ→ ビックリするほどドジな恋 * ケビン小峰

このデビューコミックはほんっとにビックリするほど面白かったです、笑って泣いて笑って泣いて笑って泣きました。笑いか泣きかどっちかがとっても欲しい私にとっては全く大満足の一冊でした。

そして今回のこの本。
今回のはラブ部分で泣くほどキュンとするとか泣くほどいじらしいって言う感じじゃなかったのですが、やっぱ笑えたし、とにかくなんだろ、チビ絵やギャグ絵を見てるだけで物凄く楽しいんですよね、セリフ回しが面白いんだよなあ。表題作の受の子なんて、いちいち可笑しかったです、可愛らしくって。
最後に入ってた性格悪い奴とおうじの話もすっごく面白かったなあ、これは凄く笑った。
一番初めに入ってたきつい性格の受の話は、私ああいう受があんまりタイプじゃないので、可愛くないな〜とか思いながら読んでたんですが、でもお話は面白かったな。

以下ネタばれます。


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ビックリするほどドジな恋 * ケビン小峰

ちょっとー!!ちょっとちょっと、めっちゃくちゃ面白かったけどぉぉぉーーー!!!
これは事件だ〜…大事件ですよこれは〜!!

これ私、結構前に買ってずーっと積んでたんですよね、去年くらいじゃなかったろうか。
読もう読もうと思いつつも、ご存知の通りずーっとマンガ読めない読めないって言ってたでしょ、もう新刊追うのに必死だったんで、積んである既刊とか手が出なかったんですよね。
でもケビン小峰さん、新刊出たんですよ。それ買う前にこれやっぱ読んどかなきゃと思って漸く読んだんですそしたらそしたら〜〜!!
すーーーーっっっごい!!面白かったーーーーー!!
これ私、めっさ好きなテイストです、めちゃくちゃ面白かったです、もう笑ったし…すっごい笑ったし、でも可愛いんですよね、もう愛しくて愛しくて、きゅんきゅんするったらないんだからね、もうえらい泣いちゃったよあんまりにも愛おしくて!!

一冊で2カップル分お話入ってるんですが、どっちも最っっ高に面白かったです、信じられない、何ヶ月も放置してた自分が!
こんなにも笑って泣けるキュン話を枕元に置いたまま呑気にぐうすか寝てたなんて信じられないよ、のんびり屋のこのわたしめ!!

…というわけで面白かったです。
表題作は幼馴染み同士の話で、まあとにかく楽しかった、面白かった。素直すぎて真っ直ぐすぎて純粋すぎてどんくさすぎる攻と、とんでもなく優しい幼馴染みのお話でした。

以下ネタばれます。


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高3限定 1 * 梶本レイカ

いや〜…これがですねえ…。もう何と言ってよいのやら。感想書くまいかとも思ったのですが、やっぱ読んだ証として一言、何か書いておこうと思いました。

梶本レイカさんと言えば、去年…じゃなくてもう一昨年か…!!2010年ですね、に出たこれ→ ミ・ディアブロ * 梶本レイカ が、とても印象的でよかった。私大好きでした。痛々しいんだけども、ラブに満ちていたので、救いはたくさんあって最終的にはよかったです。そこに行き着くまで結構しんどいんですけどもね。
その、この本の中に、2011年に『高3限定』が出る、と書いてあったんですよ。
ですが、待てど暮らせど出ない。どうなったのだろうか…と思っていたのですが……なんと、今になって出ました。私知らなかったけど、今ちゃんと連載されてるんですね…よかった…。つうか新刊チェックの時、チェック漏れしてたみたいですよね、書いてないもんな。
いやね、もう当時煽り文句だけ見て私、絶対読みたいとは思ったけど、なんかやな予感したんですよね、なんかすんごい辛そうっていう……。

そのやな予感、当たってたよね…。

いや、もう私読んじゃったからさあ、読んだらもう記憶を失くす事はできないので、とにかく2巻が出るのを待つのみです。
2巻が出ないとね、これこのままじゃあんまりにも私がしんどいので。
どうにかして。ほんっとどうにかして。
順調に2巻が出るためにも、みんなが読んで話題になったらいいと思うの…!

ってかそうか、今こそアンケートはがきが活躍する時よね?
よし、私今度こそ、アンケートはがき書くゾ…!!!

内容についてはね…あんまりもう詳しく書きたくないのですよ、私今忘れようと必死なので。
つ、辛かった…。
わーんでもあんまり言うと読んでない人が恐れをなしそうなのでそれもあんまり言いたくないし…BLの猛者たる皆さん、読んでみて下さい。その後に私、責任はもてないのですけども…。

最初はね、高3限定っていうより、中二真っ盛り…って感じなのかなあと思ってて、中2もここまで行ききったら立派なアートかもしれぬ。…とか思ってたんですけども、これがどうやらそこで収まらないんですよね、私はできれば中2で収まって欲しかったですけども、とんでもなく悲しい感じになってきまして、これ前『ミ・ディアブロ』の時も書いた気がするんですけど、…いや他所に書いたかもしれないけども、こうまで痛いと涙も出ないっていう。
涙は、心の隙間で流れるんですよね。余裕がないと流れないんですね。隙がないと涙にもならない。
この話、涙を流す隙間もなかったよ。もう、いろんなことがイヤ過ぎて。

いやもう、あんまり書かんとこう…。
とにかく、続きを待ちたい。ハッピーエンドを信じますよ。こんだけ私を苦しめたのなら、ハッピーがやってこなきゃ嘘だよ、絶対嘘だよ。そうじゃないと、私読んだ事を後悔してしまうよ。
後悔させないで…!
読んでよかったって思いたい。あの可哀想な人が幸せに笑っていられる状況まで書いて欲しい。
幸い、さっきも書きましたが連載されているようなので、ちょっと安心はしているんだけども。
そんで、2巻が出て、ホッとできたら、きっちり思ったことを書きたいです。今は書きたくない。感想を書いて、あの苦しさを追体験したくない。あの人が幸せになるまでは、この本の事は忘れたい。

とか色々言ったけど、猛者たちよ…立ち上がれ…!!
私はいい歳して感受性の塊なのでアレなんですけども、読める人は読んで欲しいです。
そして一緒に2巻を待とうヨ!

そんで、この高3限定が終わったら、梶本さんに、いちゃったラブな話を書いて欲しいなあ。
好きなんだ…この人のいちゃった感じが…。あんまり痛くない話書いて欲しいな〜。





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Catergory in [comics : か]その他 comments(6) -

成長痛 * 梶ヶ谷ミチル

ちょっとこれ……すーっっっごい!!よかったーーーー!!!すっごいよかった!すっごいよかった!
梶ヶ谷さんはこれ二冊目で、一冊目が嫌いじゃなかったけど色々引っ掛かるところや不自然なところも結構あり、だけど瞬間瞬間とてもよくてキュンとしたので今後に期待!…というような感想だったと思います。
これです。→ 放課後の不純 * 梶ヶ谷ミチル

キュンとくるような、何か印象的なものはあったので、二冊目も必ず買ってみようと思ってました。
で、出たこの二冊目ですが。
よかった〜…。

特別な事が描いてあるわけじゃないんですね、とても"普通"なんですよ。
当たり前の恋愛の話なんですよ。だけど、ここに流れる恋心に少しも疑問がないというのがとにかく凄い。生まれて育まれる恋心とか、少年が成長して行く様とか、二人の間に流れる気持ちの変化とか…恋模様、これに全く疑問がないんですよ、恐ろしく自然に、恋心が流れている。
なんで?とか、どうして?とか、おかしくない?…とか、思う隙間が全然ないんですよね。十代の少年たちの、出会いから成長して恋人になるまでとにかく丁寧に、心の軌跡を辿ってあるんですけどもね、なんつうかな、もう全然要らないことがないんですよね。全然無駄がない。でも描きすぎていないから、鬱陶しくもないし、暑苦しくもない。
ただ、いじらしく瑞々しく、初々しい恋心だけが凄くシンプルに描かれているんですね、当たり前に成長し、当たり前に悩んで、当たり前に擦れ違って…臆病になったりとか、好きで好きで苦しいと思ったりとか、嫉妬したりとか、寂しいと思ったりとか。人を好きになる気持ちの、危うさや心細さや、だけどいじらしさみたいなものが、さらりと描かれてましたよ。さらり、ですよ。
私ほんと、素晴らしいと思った、こんなにも瑞々しく、こんなにも初々しく、嘘くささがなく、でも暑苦しさもなく。
まるで普通の事のように、当たり前の事のように、男の子同士が恋をする様が描かれていて…まさに原点。
これだよ。
これですよ、恋とは!

これ高校生同士で一応一つ年下の子が攻です。年上受です。滅多に会えない遠距離で、一生懸命に恋をするんですよね〜。
とっっっっても、よかった!!

以下ネタばれます


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もののふっ! 1 * 琥狗ハヤテ

この本ね、めっっっさ面白かった…!!
ホントにこの一週間というもの、私はこの一冊に夢中でしたよ、朝に夕に私を惹き付けて離さなかったこの一冊、この魅力。

表紙だけ見た感じではもう全然頭に入らない感じで、実際私見事に存在スルーしてたんですよね。でも年末年始に皆さんに協力してもらった2011年BestBLアンケート。これでこれを書いてくださった方がお一人いたのです。癒された…という一言と、この表紙を見まして、もう読みたくて読みたくて溜まりませんでした。だって私…癒されたい…!!!可愛いもの見て癒されたいの!

という訳で、アンケートから月日は経ちましたが漸く購入しました。
いや…いや本当に、癒された…。癒されましたよ〜…。おもしろーーーい!!
これじわじわ来るんですよ、なんだかもうじわじわ幸せなんですよね、えらい可愛いけどえらい泣いたしね、その上キュンラブも入ってますからね。この一冊に色んな面白さがぎゅぎゅぎゅっと詰まってるんですよ、凄い読み応えですよこれは…!!

いや〜…猫ちゃん。猫井殿。
これね、また余計な事言わんでもいいじゃないかと言われそうですが正直な私の感想として言っちゃうならば、私初めの方はこの猫ちゃんにときめいてないんですよあんまり。
なぜならば、まず顔がタイプの可愛さじゃなかったことと…なんかすみません、小うるさくて…。でもタイプの可愛さってあるじゃないですか?私、雑なものを可愛いと思う性質なので…。
ま、とにかく、ビジュアルがタイプではなかったことがひとつ。あとひとつは、あざといからです。可愛さを狙った可愛さだからです。この猫は可愛いんだ可愛いんだとぐいぐいぐいぐい押し出されている感じに、どうもこう食傷気味になってしまうというか、これ難しいものでね、例えば芸能界でも可愛い子役が狙った顔で笑うと、うへえ…となったりするでしょ、ああいう時に冷めちゃう感じ…が、最初の方ちょっとだけあったのですよ実は。

でもね、それは最初だけだったんですね〜幸いな事に。
読んでるとね、そういうあざとさはもうどっか行っちゃうんですよね、あざとさに巻き込まれたい感じになってくる。狙っているならどうぞ私を狙ってくれと言わんばかりに、この猫ちゃんに心を差し出してしまいたくなります。

やっぱなんでかっていうとね、これ四コマで始まるんだけど、四コマだけじゃないんだよね。間に同じ主人公達のシリアスめの話が挟んであって、緩急が素晴らしいんですよ。猫ちゃんの過去や、猫ちゃんが何故今の猫井殿になったのかとか、周りの人たちの人間模様や、そういうものを交えて読んでいると物凄く彼らに愛着が沸いて、要するにストーリーがいいんだと思うんですよね。
もう引き込まれちゃう。
そうするといつのまにやら、ビジュアルがタイプじゃなかった筈なのに、この猫ちゃんが何をやっても可愛くて可愛くて可愛くてどうしようもない訳。猫ちゃんの手が柔らかそう〜とかさ、おなか摩ったらふわふわしてそうとかさ、あの自分できゅんきゅん言ってる感じも、最初はあざといって思ってたのに、こっちがきゅんきゅん言わせられたみたいなさー!!抱きつかれてる親方様うらやましー!!

いや〜…可愛いやら泣けるやら。
またこの、ベタさがいいですよね〜。周りの武将たちの恋模様がベッタいじゃないですか。
でもそのベタさがいいんですよ、ほんとキュンキュンした。しかも途中で猫ちゃんあんなになったりしてほんと飽きさせないったらないんだよ!
たったの一冊なのに、いっぱい色んな話読んだみたいな充実感があって、読み終わった後もとにかくずーっと捲りたい。楽しい。
凄く楽しい一冊だったんですよ、早く2巻をプリーズ!!

以下ネタばれます。


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I'll call you mine * 鴨川てるち

やっばい最高に面白かった、これ最高、文句なしに滅茶苦茶面白かった…!!
私好きだ〜最高に好きだこういうの。なんつうか…物凄く直接的。全然オブラートにくるんでなくて、全部そのままむき出しで、いわゆる雰囲気マンガと対極にある、このストレートさ。べったりした感情の応酬。
画面も、最近ではあまり見ないような暗くて太い線と、そこはかとなく昭和の香りがしてて、私が昔読んでた少女マンガみたいな懐かしさがあって、作風も最近の流行じゃないと思う。
しかしだからこそいいです、だからこそです。

この鴨川てるちさんね、たまにオペラ買うと載ってました。
印象的な作風だったので覚えてたんですよ、でも作家名は覚えてなかったのでチェックし忘れてました、今回コミックスになってるの見て、あー!!これはあの人!!と思って即購入しました、だって面白くない訳がないと思ってたから。
なんか雑誌で読んだ時にも、ハッと目が覚めるみたいな作風だったんですよね、感情がストレートで。
カッコつけてないんですよね。体裁を構うよりも赤裸々な、人の心がそのままベタに描いてある気がして、私そういうマンガ凄く好きなんです。
でもどんだけ人の心が描いてあったとしたって、やっぱ恋愛を読みたいんですよ、はっきりした恋愛感情がないとやっぱ面白くない。

この本はもう、最初から最後まで、べったりしたそのまんまの恋愛感情がこれでもかと赤裸々に描いてありました。我侭で自分勝手でずるくて、なんかもう恋愛の嫌な部分、どうしようもない部分が飾らずに描かれていて、綺麗ではないし、スマートでもないし、正しくもないです。理想でもない。誰もがこんな風な恋愛に夢は見ないし、ステキだとも思わないだろうと思う。
けども、愛おしかった。私は愛おしい。
揺れる心や逃げる心や、誰かに縋る心や誤魔化す心が、こんな風に描かれていると、とても愛おしく感じる。可愛らしく感じる。
いじらしくて、何度も何度も相当泣いてしまいました。

小奇麗な恋愛もいいんだけど、恋愛は綺麗なばかりではないので、嫌な部分…嫉妬やズルさをこうして飾らずに描くマンガもあってもいいのではないかと思うし、あって然るべきだと思うよ。むしろなきゃダメだよ。
嫉妬や狡さ、ふらつく心。…誰にでもある感情だからこそ、私はそういう感情を汚いと遠くに押しやってしまえない。だってそういう感情、とてもよく知ってます私。
嫌な気持ちにばかりなってしまうかもしれないそれらの負の感情を、しかしこの作品はとても愛しく描いてあると私は思っていて、こういう風に描けるのって才能じゃないかなあと思うし、最近こういうテイストのマンガってあまり見ないような気がするからこそ、この一冊の価値も上がると思う。
嫌な感情で恋愛を描くこのマンガは、作品として素晴らしいと思います。

というわけで、鴨川てるちさんは、私的に物凄く注目の作家さん。

以下ネタばれます。


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Catergory in [comics : か]その他 comments(2) -
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