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丸角屋の嫁とり(CD) * 山中ヒコ

今日は頑張ってもう一個、山中ヒコさんのCDの感想を!
原作の感想はこちら→ 丸角屋の嫁とり * 山中ヒコ

えーとこれねえ、結論から言うともうね、大泣きしたんです。もうぐっずぐず。ティッシュ何枚使ったかわからん、もう大号泣。

と、言うのもですね、原作読みながらCD聞いたからなんです。
私はCD聞くときはできるだけ原作は置いといて、CDだけで聞くようにしてるんですよね、だってそうじゃないとCDの良さが全然わかんないから…。
いやまあそれもね、原作捲りながら聞いて、いいと思ったのならそれはそれでいいと思うんですよね、聞き方なんて自由なんだし、別にCD単体の良し悪しをそんなはっきり結論づける必要があるのかどうかって言う事で。自分なりの聞き方をして、自分なりに楽しめれば、それ以上何もいらないっちゃいらないですもんね。
でもまあ、私としては、原作は置いといて、CDだけ聞いてどう思うか…という部分をやっぱりね、感じ取りたいわけですよ。
なので基本的に、CD単体のみで聞いて感動できるかどうかが勝負だな〜…と思ってるんです。

だのに…!
もう丸角屋が好きすぎて!
当たり前のように原作持ってきて、捲りながら聞いちゃったよね…!
だからね、泣くのは当たり前なんですよ、だってあんだけ何回読んでも何回読んでもしつこくしつこく泣き続けた原作なんだから、原作を読んだら泣くんです、もう大号泣なんです。
だから、はっきりCD聞いて泣いた、と胸を張っては言えない。
CD聞いたというよりは、原作読んで泣いたんです。
だから、私はこのCDの良し悪し、あんまり語れない気がする…!

これはいかんという事で、時既に遅しという気もしますが、何回もCDのみで聞きました。
だけどさ、やっぱりもう原作が頭に入りすぎていて、もう何聞いてもヒコさんの絵が思い浮かぶんですよ、コマ割が浮かぶんですよ。思い浮かんだらやっぱり泣いちゃう!
原作を捲らなくても、CD聞いたら原作が蘇って泣いてしまう。
…ということは、やっぱり原作を裏切らない良いCDだったのではないか…?と、思うんですよね、皆さんはどうでしたでしょう?


続き、もうちょっと詳しく以下に感想を。


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500年の営み * 山中ヒコ

はぁぁぁぁ〜……もう切なくて切なくて切なくて息も止まりそうなほどに切なかったです…。
でもよかった〜…。なんと愛の詰まった切なさなのだろうか、こんなに切ないのにこんなに幸せで、ページのどこを捲っても凄く傷をつけられそうで恐ろしいのに、でも実はそこかしこに愛情が散らばっていて、つけられた傷は何倍もの優しさで癒して貰えるというかで、本当に大事な絵本のようなお話でした、どこか寓話的な。
や〜…もう、好きですヒコさん…。
こんなものが描けるという事が本当に素晴らしいです、発想も。
こんなに長い長いラブストーリーなんて気が遠くなるよ、私はこの長い時間が恐ろしい、一瞬で消える事も恐ろしいけど、気の遠くなる長い時間というのも恐ろしい。一瞬でなくなる方が幸せのような気すらする。

あ〜…せつな死に一歩手前。
でもよかった。すっごく良かった。ヒコさん好き…。超才能だと思う。
今やっぱり私の中でマンガ家さんとしてはナンバー1ですヒコさん。

内容は、今回は近未来SFって感じでした。人間とアンドロイドの。
長い長い年月のラブストーリーでした。切なく美しい愛情のお話でした。

ところでこれまた表紙がいいですね〜!
この表紙は今年度相当上位に好きです。


以下ネタばれます。


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ギブズ * 山中ヒコ

ヒコさん新刊、うぅ…面白かった、読ませるよなあ…どんなストーリーでも。
果敢に色んな舞台に挑んでくるヒコさんですが、常になんか意外な設定で来ますよね、これまで出したヒコさんの話、いつも読むと意外だなって思うのが多いです、アラブとか時代モノとか…今度はヤクザ。

でもさ、何描いてもヒコさんでしかないっていうか、ヒコさんだからこそ描けて、許される世界観みたいなのがあって、王子と小鳥も丸角屋も、凄く寓話的に略されてる部分があるじゃないですか、悪い言い方するとご都合主義、みたいな。
けど、これは本当に思うんだけど、ヒコさんのマンガって、寓話的な部分こそがいいと思いませんか、私凄く思うなあ。
王子と小鳥なんて借金の方に売られてアラブの王様の奴隷になって……みたいな、よく見るBL的設定を踏んでいるに過ぎなくて、そこには現実的な説得力っていうのは全然ないんだけども、それをヒコさんが描くと物凄く、その詳しく描かれない背景が、何となく魅力的な物語に映る気がするんですよね。詳しさは必要ないっていうか。
例えばおとぎ話や昔話の、詳細な背景を知りたいと思わないじゃないですか。むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが……で説明されていたとしてもそれはそれでいい、みたいな。それ以上の物は必要なくて、今あるこの雰囲気と、このキャラがあれば、全ての事に納得できるような…なんかそういう強引な、そういう否応ない引力を感じるんです、ヒコさんの物語には。
それをいつも、凄いと思うんですよ。
だからヒコさんは、ヒコさんなのに、アラブも時代モノも、ヤクザも描けてしまうんじゃないかな〜って、何となくぼんやり私は思っているんですよね。
どんな舞台でもヒコさんなら描ける。何故なら、"むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが〜…"で、通用する世界観をお持ちだからです…!!
それは稀有な力だと思うよ、何を描いても嘘くささがはじけ飛ぶ、という。設定や舞台にリアリティが必要ない、という。

そんでその力、私にとっても効いている…!
私がこのヒコさんの説得力にいつもガツンとやられてしまうんだよなあ。私には凄く、否応ない力が及んでしまっております。
なんかいっつも何を読んでも大感動…。

ところでこの表紙見てください。
いいよね〜…??
私ヒコさんの絵、大好きだ〜…。なんだろうこの色気。
と、センス。デザイナーの人が入ってこうなってるんだよね?にしても、やっぱり凄いと思う!
で、ディアプラスってこないだから背表紙のデザイン変えてきてるんですよ。まあ好き好きあると思いますが、私は以前のポップな文字がとっても無センスだと思ってまして、あの文字…変えたいのも分かります。もう何を持ってきてもあの文字で決まっちゃうもんね、台無しにすることも多かっただろうし。
と言ってもこんだけずっとディアプラスコミックスと付き合ってきているわけで、ディアプラスと言えばあれという頭になっていて、別に今更文字がどうのこうの…ってのもなく、分かりやすくていいくらいのとこまで来てたのですが、以前はあの背表紙の文字を、表紙にもつなげていたんですよね、表紙絵の一番上にラインが入ってるんですよ。このラインが一本あるのとないのとじゃ、一枚絵として凄く雰囲気が違う。
で、あのラインがなくなったからこそ、この『ギブズ』の表紙なんですよね。
表紙のデザインとか、雰囲気の幅は広がるんじゃないかな?って思います。


では以下ネタばれます。


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assort * 山中ヒコ

も一個山中ヒコさんの同人誌。

『assort』


タイトルと表紙を見て、これは『王子と小鳥』と『丸角屋の嫁とり』と『エンドゲーム』の小ネタが詰まった本ではないだろうか!!
…と、思っていたのですが中身はエンドゲームの番外編でした〜。
ヒコさんもタイトルつけたときは色んな話の小ネタを詰めた本にしようと思ってたんだって。
でもどっちでもいいの、ヒコさんの話はどれも好きだから。
ちなみに今んとこ私の中でヒコさんのコミックス1位は『エンドゲーム』です。2位は『丸角屋の嫁とり』です。3位は『王子と小鳥』4位が『初恋の70%は…』です。
でも全部好き。

エンドゲームはコレ↓↓



私の感想はコレ↓↓
エンドゲーム 1 * 山中ヒコ
エンドゲーム 2 * 山中ヒコ

エンドゲームは言わずとしれた中々に重いテーマの名作ですが、しかし養父受という側面も持っております、ステキです。
この同人誌は、克哉が大学に入って離れ離れになった後の短編です。

ところで今この本の感想を書こうとしてエンドゲームをパラパラ見返しているうちに読んでしまってまた心が潰れそうになりました…。これは迂闊にパラパラできる類の物じゃない…ね…。それもよりにもよって黒田編。最後、真っ黒に塗りつぶされた透の絵が悲しかった。
それから別れの日の話。ハンパなく泣いた。この鼻水っぷり、尋常じゃない。ここ数日のストレスが全部涙になってだーだー出た。はー…泣いた。泣いたわ〜…。

以下ネタばれます。


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涙三滴 薔薇の花びら * 山中ヒコ

なんだかすっかりお久しぶりな気がします〜。いや〜もう毎日本当に余裕がなかったんだけども昨日あたりからせかせかやるのが急にイヤになってきて、気持ち的に吹っ切れた感じがしてきています。
今日は少し余裕があるので何か書こうと思ったんだけど新刊を全然手に入れてもいないし、という事でこの機会にずっと書きたかった山中ヒコさんの同人誌の感想を。

まずはこれ。出たのは大分前ですが、これは王子と小鳥のその後の話です。

『涙三滴 薔薇の花びら』



タイトルが本当にステキですよね〜。
今、たぶん私にとって一番熱いマンガ家さんが山中ヒコさんなんです。
ヒコさんのマンガを読んだ時にもらえるこの感動…。涙。胸の痛み。ヒコさんの右に出るものはないんじゃないかというくらいに、激しく感動してしまいます。

そんな山中ヒコさんは、『王子と小鳥』も最高によかった。

王子と小鳥はコレ↓↓↓



私の感想はこちら→ 王子と小鳥 * 山中ヒコ

この本も表紙もタイトルも物凄くいいですよね。
もうヒコさんのセンスの全てが好きです!

んでこの同人誌の内容、実はCDの方にちょろっと描かれているんですよね。
CDね、CDも聞いたんですけど、CDはちょっとやっぱり無理がある感じですよね、だってアラビア語と日本語でお互い通じないって設定だから難しいよねえ、一応皆日本語で話してはいるけど通じてはいない…っていうのを頭で分かった上で聞かなきゃいけないんだけど…。ただハーリドの役の人の声はすっごいカッコよかった。
そのCDにこの同人誌のラストが使われているんですよね。
本編だけじゃ寂しい終わり方なので、同人誌と色々混ぜてあるのは正解だと思いました。

今感想書こうと思ってこの同人誌のほう読み返してまた大泣きしたところですけども何回読んでも泣ける、何回泣いたら気が済むのかというくらいに泣けます。ドラマチックだなあ〜。ヒコさんドラマチックの名手だね!

以下ネタばれます。


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エンドゲーム 2 * 山中ヒコ

もう一回読み返してから感想書こうと思っているうちに、やけに時間が経って1月も下旬に突入してしまいました。んでやっとちゃんと一巻から読み返したんですけど、もうやっぱり号泣で…。えーらい泣いて顔が大変なことに。目が痒い。

なんて話だろうなあ、なんかもう、痛くて切なくて悲しくて、たまんないですね。
私はヒコさんのこれまでの本の中で一番好きです、エンドゲーム。どれも好きなんで僅差ですけど、とにかく今はこれが一番好き。
色々思うことはあるんですけども、ヒコさんが一巻のあとがきで書いているとおり、最終的には克哉の恋の話だと思えればいいんだと思います。ヒコさんがそう言ってくれると、そうだよな〜ってちょっと安心できる…っていうのはなんでだろ。
いろんなことがあっても、恋なんだ、と最終的にそう思えれば、すんなり終われるんですよね、私の気持ち的な部分で。だからかも。

小さな出来事とか、コマの一つ一つに全部なんか涙が出るくらい、ズキンってくるので、それをいちいち書いてたらほんときりがないと思うんですけども、とにかく思ったことをまた支離滅裂だけども、だだだーっと書こうと思います。エンドゲーム読んで感動した記念に。しかしほんといつも何書いてんだか分かってないくらい、纏まってないですよね〜…もうしょうがないです、感動した勢いで書いた方が自分のためと思うので、書き直さない!

以下ネタばれます。


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エンドゲーム 1 * 山中ヒコ

やばい。何この痛々しさ…。やばかったです、もうずーっとちくちくする。ずーっとちりちりちりちりする感じでした、胸が痛い。
まだ一巻なんですよね、とにかく続きを読まないことにはなんとももう、切ないまんまで辛い。
早く続きが読みたい…12月に2巻が出るそうです。それまではこれまた忘れているしかないな…。

いやー…面白かった。勿論お話もとにかく凄い吸引力だと思うんですけど、それは後で書くとして、やっぱこの絵…凄い武器だなあと思った、諸刃かもしれないけども。でも、何とも味のある絵を描かれるじゃないですか。笑い顔とか、困った顔とか、もどかしい顔とか、表情がとにかく凄く胸を打ちますよ。人の感情を確実に捉えたいい表情を描かれるんですよね。一見雑かもしれないけども、一見丁寧であること、一見描き込まれている事がイコール、必ずしも胸を打つというわけじゃないですからね。…というのを、私須磨子さんとか、ヒコさんとかのマンガ読むと、物凄く実感するんですよ。ここには確実に人の胸を打つ才能があるなあと思って。凄く独特な味なんですけども、それは須磨子さんしか描けず、ヒコさんしか出せない味なんですよね。その自分の最大の武器でもって、こう…こっちを、読んでいる人をグッサリ刺してくるじゃないですか。これぞマンガだって思いますよね、これこそが"面白い"マンガと言うんじゃないかって思う。素晴らしいです。

ところでこれペーパーがついていて、ヒコさんが「三度のメシより年下攻が好き」って書いてた。…なー!!嬉しい!!!ヒコさん私も三度のメシより三時のおやつより年下攻が好きですよ〜〜!!こんなによい漫画を書く方と嗜好があって嬉しい。という事はたくさん嬉しいものが読めるって事じゃないですか。ありがたいなあ。でもヒコさんが描いた物は、逆でも凄く面白いですよね。全部好きです。

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丸角屋の嫁とり * 山中ヒコ

泣〜い〜た〜…。もう最初っから最後までぐずぐずぐずぐず泣いてしまった。最高に良かった、いじらしかった。
お話が二つ入ってるんですが、二つともです。一冊通してとにかくいじらしい。色んな形の、色んないじらしさに…誰かを慕う心のいじらしさに、心の中を搾り取られるような気持ちがしました、切なくて痛々しくて可愛くって、ズキズキきゅんきゅんしました。読み終わった後の余韻も凄かった。昨日から今日にかけて暇さえあればパラパラ捲ってしまうんだけど、その度に、捲ったシーンの瞬間瞬間で、涙がじわっと浮かんで、その度に心をどっかに持って行かれてしまうような気がする。すーっっごく!!良かったです。

以下凄くネタばれます。要注意です。




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Catergory in [comics : や]山中ヒコ comments(0) -

王子と小鳥 * 山中ヒコ

アラブ…!?意外でした、山中ヒコさんってアラブとか描くんだ〜。でもすっごい面白かったです。
アラブと言えば大抵は、きらびやかな絵の人が描くって印象なんですよ、睫毛ばっさばさの派手な絵っていうのが、アラブは多い気がする。逆にこういう、味系…?個性派の絵の人は、あんまりアラブとか描きそうにないイメージ。青春モノが多いイメージです。
が、山中ヒコさんのアラブ、ものすっごい面白かったです。切なかった。

帯に9月も10月も新刊出るみたいな事書いてあるんだけど、最後のフィールコミックスは、これは何者だろう。相手はちゃんと男なのか。
…ちゃんと男なのか!…っておかしいよな…。

あと表紙が凄くいいです。綺麗で印象的ないい表紙だなー。


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