Archives by Month:
Archives by Category:

恋愛前夜 * 凪良ゆう

あ〜気が遠い。今からこの本の内容の感想をガッツリ書くのかと思うと気が遠くなるほどに…面白かった書きたい事がいっぱいある!!!もう大号泣!!

しかしやーっと読みましたよ、何週間も早く読みたい早く読みたい読みたい読みたいと言い続けましたよね、はよ読めや、と突っ込まれた方々も二人くらいはいたかもしれませんが、ネタバレ読まないように用心深く日々過ごし…漸く読みました。
あ〜…面白かった。もうね、大泣きです。これはもう確実に私が泣くであろうシチュエーションが詰め込まれていてね、そりゃもう大号泣でした。顔全体腫れたんじゃないかってくらい泣いた。
すっごくよかった。すーっごくよかった!!

凪良さん、面白くなかった事たったの一回もないね。
凄い、凄すぎる。
まず大体、こんな風に何読んでも面白いと思える方っていうのは、まず文章が好みなんですね。それが凄く大きいです。私は凪良さんのこの文章がまず大好きで、なんつうかな、無駄がないんですよ。リズムがよくて無駄がなくて、必要な事がぽんぽん書いてあるんですね。詩的なフレーズも幾つもあるのに、それを無駄と感じない。すべての文章を、お話に絶対必要不可欠なピースに感じて、一文も読み逃せないと思う。しかしそんな意気込みをしなくても、凪良さんの文章はするするするする頭にも心にも入ってくる。入ってきて残る。読みにくいと思ったことが一度もないです、読みやすく、足りない事もなく、過剰ではない。本当に過不足がないです。

その一つ一つのピース…文章、言葉ですね、そういうものがなんと真摯に響いてくる事か。
私は恋愛モノを読むときにいつも思うのですが、描かれてある恋心に疑問を抱いてしまったら、もうきっとその恋に自分は共感できていないし、作者の人は私を主人公達の恋心に連れて行く事ができなかったんだな、と少し残念に思うんですよ。何故好きなんだろうって、何故こんな恋をしたのだろう、どうしてここでこうしたのだろう、どうして好きになったのだろう。…そんな風に思ってしまった時点で、私にとってきっとその恋愛物語は、他所事になってしまうと思うんですよ。他所事でも面白いと思えればいいだろうけども、少なくとも共感してこそ、入り込んで泣いて感動してこその恋話だとも思います、勿論そればかりじゃないですけども。
だけど、凪良さんの描くこの恋心に、私は疑いを持つ間がない、隙がない。
否応ない恋心がここにあるんです。何故か?と疑問を抱く暇もなく、私はここにある恋愛感情に引き摺られて、ここにある恋心を信じているんですよ。
この、疑問を差し挟ませない恋心の真摯さ。
この真摯さが本当に、凪良さんは、凄い!!!!…って、思います。
…って毎回毎回言ってる気がするけどやっぱり何回も言いたい!新刊読むたびにそう思うから!

って事で前置きが長くなったけど、今回の話は幼馴染み同士の恋の話です。
ほとんど一緒に育ってきた密な関係の二人が、それぞれの家庭事情や、それぞれの友人関係や、学校生活や、夢の中で、関係を変えていって、そうしながら密に密にくっついていって、お互いがお互いにとってより大事な存在になっていくんだけど、気持ちの質の違いがあって…という、外側だけ見ると凄くシンプルな話なんですけども、そのシンプルさの中には、ここにしかない切なさや、恋しい気持ちとか、寂しさとか、ひたむきさとか、当たり前の悩みやズルさや臆病さや、そういうたくさんの気持ちが、これでもかと詰まっていました。
とっても濃いかったです。濃いけどしつこくはない。濃いのに潔い。
そういう感じがしました。
とても潔かったです。凪良さん特有の美しさもたくさんあった。

とっっっっっても、よかったです。
なんかもう感想書き終えた勢い。
だけどこれからネタばれつつもう少し感想です。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) -

積木の恋 * 凪良ゆう

凪良ゆうさんの新刊読みました〜。もうね、大っ号泣。
凪良さんの新刊読んでいつも泣いた泣いたって言ってるけど今回もやっぱり相当な大泣きでした、鼻水ずるっずるでした、タオル片手に読みました。

よかった…。あ〜…よかった。
すーっごくいっぱい感想があったんだけど…なんかもう涙と一緒に流れてしまったんじゃないだろうか、読み終わってなんかもう言葉にならなかったんだよね〜…。感動した気持ちがいっぱいに詰まってるんだけど、それをどう外に出したらいいかわからなくて、凄く悶々としてる感じ。

でもね、やっぱ凪良さんのお話って凄くシンプルだと思うんですよね。
今回のもそうなんだけど…いつも大抵、ごちゃごちゃ付属したものがないって感じ、付属品がない本体で潔く勝負しているっていうか…。気持ち一つで勝負しているっていうか。
今回のお話も、人の気持ちの動き、それだけで勝負してたと思うなあ…。そしてそれ以外何が読みたいかって、少なくとも私は人の気持ちが読めればそれでいい訳です。
だから、私が欲しいと思っているものは、いつも凪良さんの小説の中には、十分すぎるほど描かれていると思うんですよね。

お話は、恋愛詐欺師が騙した相手に本気になってしまって…というお話なんです。
生い立ちや生き方により、誰も信じず心を許さず、お金だけを頼りに他人を騙して生きてきた青年が、とうとう人を好きになってしまう。恋をしてしまう。
閉じ篭った心が開く過程や瞬間を、丁寧に、だけど凄くスマートに、余計なものを一切つけずに、凄く潔くタタタタッと書いてあるんですよね。
この凪良さんの文章が私は凄く好き。物凄く胸に響くんですよ。スーッと入ってくるんですよね。
本編と、その後の続編が幾つかで構成されてるんだけど、本編おわった時凄く驚いたのは、まだたった一冊の半分だったってこと。物凄く長い、紆余曲折の恋愛の話を読んだ気持ちになっていたんです。
だけど、ページ数としてはたったのそれだけだった。そんなに短かったのに、それだけのページ数で、奥行きを見せてくれたってことだと思う。底の深さや、奥に潜んでいるものを想像することで、それだけの話を凄く深く広く感じたんだと思う。

だけど実際、この話で描かれているのは二人の間の心の変化がメインで、その他の事はほとんど描かれていない。なのにも関わらず、この沈み込んでくる深さったら凄いと思う。
なんつうか…いつも思うんだけど、人の心の動きに嘘がない。疑問を抱く隙間がない。
分からないと思う事がないです。どうして?と思う事がない。
凪良さんの小説はいつも大体そうなんだけど、私はいつも、主人公の心をまるで自分の心のように、疑わずに信じることができるんですよ。物凄くすんなり、その人に同調できる。描かれてある心に、嘘がないって、思えるんですよ。生きているものには嘘がないでしょ、存在しているだけで真実だから。

なんかそういう、疑う隙のない本当の心がここにある気がして…その生きている感が、いつもいつもぐーっと切ないんですよね。

うーん…とにかく以下ネタばれます。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) trackbacks(0)

真夜中クロニクル * 凪良ゆう

はー…もうなんて言っていいかわからないです。
素晴らしくよかった、もう素晴らしく好きでした、泣きました。
もうほんとどう感想書いていいか全然わからない。

表紙とかタイトルとか見ても…主人公の名前見ても、何となくファンタジーなのかなと思ってたんですよ。現実とファンタジーが合わさったような話なのかなあって。
でも違ったんです。全然ファンタジーじゃなくて、病気を抱えて内に篭った一人の男の子が、自分だけの狭い世界から外の世界へ出て行こうとする、幼い頃から大人になるまでの話だったんです。勿論、一人じゃなくて、この子をずっと好きでいてくれる年下の少年がいて、その子の存在があったからこそなんですけど。
簡単に言ってしまえば、そういう話かなあと私は思うんですが、何だかこう…絵本読んでるような文章というか、表現がなされていて、それはたぶん意識的だと思うんですよね。ファンタジーじゃないんだけど、まるで美しいファンタジーを読んでるような空気感がずっと漂っていて、なんていうんだろう…痛々しい現実が勿論あって、辛いと思う事もキツイと思う事もあるし、ふわふわしているというんじゃないんですよ、ちゃんと現実だと思うんです。でも、触ったら痛い物の形を、まるで抽象的に絵で表したみたいな作品で…その絵から感じる気持ちは見る人によって違って、物凄く重いものを感じる人もいるし、希望を見出す人もいるかもしれない…みたいな…うーんなんて言ったらいいか分からない。
……凄い言っとるけど。

まあとにかく凪良さんの小説で泣けなかった事なんかないんですけど、今回も今回でほんと号泣でしたよ。
これまで読んできた凪良さんの様々の小説と比べても、これはちょっと違う位置にある気がするなあ。どこがどうってうまく言えないんだけど…今まで凪良さんの特徴として私が勝手に思っていたことは、とにかくキャラに人間味があるって事で、読んでてキャラにすごく真実味があって、説得力があって、読んでて疑問がないっていう、これが私の思っている凪良さんの超長所のうちの一個だったんですよ。
けど今回の作品は、またこれまでの、今まで感じていた凪良さんの、地味だけどキャラに生きている感があるっていう…なんかそういうのとは微妙に違った気がするんですよね。だからといってじゃあ今回のキャラに真実味がなかったのかと言われると決してそうじゃなくて……なんつか、希望に満ちていたと思って。
現実より一歩先の、理想とか、美しさみたいなのがあった気がして。

その理想の姿、綺麗な形に、読んでて全然疑問がなくて、その希望を信じたい、未来を信じたい、人の心の優しさを信じたい、と思わせるような…なんかそういう作品だったんですよね、一歩先へ抜け出た感じがするというか。
綺麗過ぎる気もしたんです正直言えば。
全ての事がうまい具合に最後には纏まっていくというのも…その纏まり具合にとても満足できてしまうというのも凪良さんの超長所のうちの一つだと思うんだけども、今回もやっぱそれはそうだと思うんですよね、けど、今回のは本当に、この始まりだからこのラストがあるという感じで、美しく、光に溢れている事がとても必然に思えて、とてもよくできた、とても纏まりのある、切ないけど幸せなファンタジーを読んだ後みたいな読後感に包まれたんですよね。なんかもう、幸せだったんですよね。

はー…前置き長い。
以下ネタバレしながら支離滅裂でしっちゃかめっちゃかだけど感想です。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) trackbacks(0)

叶わない、恋をしている * 凪良ゆう

面白かったー!!!
凪良さんが面白くなかった事がないんで、読む前から物凄いワクワク期待しちゃっているんですが、その期待を裏切られた事も今んトコ一回もないんですよね。凄いなあ。
凄い、とにかく凪良さんの書く小説が好きなんですけど、何が好きなんだろうなあと思うのに…やっぱ出てくる人の性格かなあ?どうしてこんなにも"真っ当"なのか。気持ちの在処というか、在り様というかが、物凄く理解できるし、納得してしまうし、疑問を抱くとこがないんですよね。気持ちの動きの真摯な感じに、やっぱ胸を打たれるんじゃないかと思うんですよ。少なくとも私は、凪良さんの書く人間の姿に凄く共感するし、理想だと思うし美しいと思うし、あとストーリーも、最後に何とか無理のない幸せの形に向かうところも凄く好きです。読み物として満足できると思う。

今回の話も切なくて何度も泣きました。
前の話も今回の話も、ほんとに主人公の子の健気さったらほんと…。
内容をほとんど確かめずに買ったので分からなかったんですけど、今回は年下受だったんですね。凪良さんはどっちかというと年上受が多いイメージなんですけど…そうでもないかな?このように大好きな作家さんになってくるともう、どんなタイプが受でもまったく問題ないですね、ほんと出てくる人が凄い好き。

以下ネタばれます。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) trackbacks(0)

散る散る、満ちる * 凪良ゆう

凪良さんの新刊。
は〜〜〜…よかった。泣いた〜…。も〜…なんっつうかもう最初っからずっと、ツプリツプリと小さく、胸を刺されているような感じで、もうずっと切ない。小さくずっと刺される。寂しくて切なくて、もどかしくてじれったくて、でもなんかもう、やっぱり寂しくて〜…。
なんっかいも泣きました。

凪良さんやっぱもう、読みやすい。私にとってなんと無駄のないこの文章。リズムがきっと自分と合うんだなあ。あ〜好き。合う。とにかく過不足がない、必要な事と不必要な事のバランスがいいっていうか…なんて言っていいか分からんけど…。

以下ネタばれます。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) trackbacks(0)

花嫁は今夜もブルー * 凪良ゆう

こっちも概ね前作と同じ印象で読みやすくて面白かった。けど、こっちは結構引っかかったなあ。
大体問題点が凄く分かり難い心問題なんで、主人公たちが謝っていたり怒っていたりするその根本を、度々見失ってしまうというか、えーと何でこんなに怒ってんだったか…とか、何をこんなに謝ってんだったか。と、言うのをちょいちょいあれ?って首を傾げたんですよ。というのも、私自身が読んでて、そんなに大きな問題だとも思えなかったせいかもしれない。主人公たちが同じ場所でぐるぐるしていて、一冊通してなかなか前に進んでいかないというせいもあるかも。
凪良さんにしては珍しく停滞している…と感じる部分があったので、前作のようにすっきり爽快に面白かった!!!と手放しでは言えない感じかなー。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) trackbacks(0)

花嫁はマリッジブルー * 凪良ゆう

漸く読んだ〜。
買ってはあったんですが、このタイトルとイラストがどうしてもすぐ読みたい感じじゃなくて、ずーっと保留してました。でも何となくあんま時間掛かりそうにない感じだったし、すぐ読めちゃうんじゃないかと思って、隙あらば読むつもりで、枕元にずっと置いてたんですよね〜。
で、漸く読んだのですが、面白かったです!

途中で寝たりなんだりしてまた読むのには時間が掛かったんですけども、でも面白かった。これタイトル花嫁云々…だから誤解しちゃうんだよな〜。テンポのいいラブストーリーで、ところどころ切なくてキュンとしてしまうところもあったし、途中で疑問を差し挟ませない勢いで読めたのでよかったです。

凪良さんの他の話に比べたら確かにインパクトは薄いんですけど、他の話がインパクト強すぎだったと思うんですよね。今まで読んだ凪良さんが★5を軽く突き抜けるくらいの面白さだったので、それと比べたら、強く感情揺さぶられたり号泣してしまったり…というまでは行かなかったんですけど、十分面白かったです。これが凪良さんのデビュー作…。すごいなー。

やっぱ文章とか小説の雰囲気に、物凄く好みってあると思うんですよね。
他の人から凄い人気があって、たくさん書いてらっしゃって、受攻タイプも、ストーリーも凄くタイプだったとしても、小説の雰囲気自体が凄く自分の好みじゃない小説ってあるもんね。私すごくそういうのあります。
たぶんそんな多くの小説を読んでいる訳じゃないから、狭い範囲しか知らなくて、まだこう…受け入れられる土壌が狭いんだと思うんですよね。

マンガの場合で考えるとよく分かるんだけど、マンガもあんまり読んでなかった時は、物凄く好き嫌いが激しかったんですよ。例えば今、南野ましろさんとか三島一彦さんとか志水ゆきさんとか大好きですけど、たぶんあんまりマンガ読んでなかった昔は、絶対受け入れられないタイプだったと思う。
やっぱ、こういう色んなタイプの、昔はダメだったマンガとかが受け入れられるようになった原因の一つには、たくさん読んだからってのがありますよ。たくさん読んでいくと、すごく自分の受け入れ範囲が広がるような気がします。楽しみ方って色々あるんですよね。一方方向だけじゃなくて、自分の中のあらゆる場所で楽しめるようになる気がする。私の場合だと、ずーっと長い間、自分にとっての素晴らしいマンガというのは絶対条件として、切ない、泣ける、感動する。だったと思うんです。
だけど今はそれだけじゃなくて、可愛い、笑える、明るい、癒される等々…って部分にもすごく価値を見出してる気がする。
小説もきっと、いっぱい読んでったら色んなタイプを、毛嫌いせずに読めるようになる気がするんです。でも私、基本的に読書家じゃないので、小説を読むのに凄く勇気が要って、今はとくに小説を読むのに取られる時間を常に気にしていて、なかなか気軽にたくさん読めないんですよね。
うーん…このまま狭い世界で読んでいくかもしれないなあ…。
あれ、なんでこんな話を…。
あ、だから凪良さんの小説がですね、私凄いタイプなんですよ、文章も台詞もすごく好き。リズム感いいのも好きだし、文章通して伝わってくる作家さんの考え方も好きです。気持ちの流れや持って行き方も好き。飾り立ててない感じも好き。
とにかく、過不足なく好みなんです。これデビュー作ということですけども、とにかくすんなり読みやすいのは、きっと私の好みだからってのもあるんだろうと思います。

あー…なんでいつもこんなに前置き長いの?これきっと言い訳だよね。何かっちゃ何かの言い訳ばっかしてる気がする。まあいいか…。

以下ネタばれます。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) trackbacks(0)

落花流水 * 凪良ゆう

これがもう先月から楽しみで楽しみで、こんな時期に読むのは無理だと思っていたのに、もう全然我慢できなくて読んでしまった。物凄い久しぶりにまともに小説読んだなあ…。
けど凄い面白かった〜!
ってか凪良さんが本気で百発百中なんだけど…。末恐ろしい。こんなに読むたび読むたび大きな声で面白かったー!!!と叫びたいだなんて…。

凪良さんの小説ってなんて言うんだろうなあ…まず文章がいいですよね、読みやすくてあっさりしていて、必要な事がビシッバシッと書いてある感じが…私の好きなタイプの文章なんですよね、あと台詞がいいし、出てくる人の言動が空回りしていないっていうかね。キャラを作ってから動かしているというんじゃなくて、ストーリーがあるから動いている感じがするよ、何かが起こるから動いている。必然的に。
凄くキャラに真実味があって、人間的だ。読んでる最中に、こんな奴いないよな。…と思っちゃったらもう終わりというか、そこで現実に帰ってしまうでしょ。でも面白い作家さん…私が面白いなって思って読み終えられる作家さんのキャラは、そういう疑問差し挟ませないんだよね。少なくとも私にとっては凄くリアリティのあるキャラなんだと思うなあ。人間味がバシっと胸に響くよ。

今回のこの話の主人公の男の子も、なんか凄く…何て言ったらいいだろう、…上滑りしないんですよ。生きているから、存在に疑問を抱かない。
凄く優しい子なんだけど、優しさが全部裏目裏目に出て、這い上がれないところにどんどん落ちて行く。落ちて行くこの子の心情に、凄くなんていうか、真実味があるんですよね、なので一緒に凄く苦しいし、やるせなかった。

あのー…気持ちが、まるでしんしんと降り積もるみたいに、胸の中に溜まっていくんですよね、好きな気持ち。
この子はただ一人の人を一生懸命、図らずも命まで掛けて自分の中の一つの恋心をずっと守って行くんだけども、その一途さは、読んで行くうちにどんどんどんどん大きくなって、ページを捲るごとに気持ちが深く深くなって行って、気がついたらそれはその子の全てになっている。
いつのまにか、何もかもを投げ出して、自分の全てを当たり前のように代償にできるような、強い気持ちになっている。
その、気持ちが大きくなっていく過程がですね、ほんとこう…静かに降り積もるように、いつのまにか、なんですよね…。気がついたら、いつのまにか。
でも恋とか愛とかって、気がついたらいつのまにか、ですよね。
きっとここからここまでがこのくらいの気持ちの大きさ、ここから先はこのくらい…って、気持ちの形や大きさを、形にしたり区切ったりできるものじゃなくって、だからそれは凄く当たり前なんだろうけど、読みながらその当たり前に感激できるくらい、主人公の子の気持ちが、ダイレクトに胸に来て、やるせないシーンがいっぱいありました。

以下ネタばれます。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(2) -

全ての恋は病から * 凪良ゆう

面白かった〜!最初から最後まで凄く楽しかったです。えらいくすくす笑いながら読みました、それにエロかったし、先輩かわいかったし、キュンともしたし。最近凄い忙しくって疲れていたので、もっっっのすごい癒された。ほんと楽しかった。凪良さん大好き…!

以下ネタばれます。


Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) -

恋愛犯‐LOVE HOLIC * 凪良ゆう

お〜も〜しろかった〜!!!も〜泣いた…!!凪良ゆうさん、ちょっと今んとこ百発百中なんですけど、凄い、凄い面白いです、なんて言っていいか分からないです、キュン泣きとはちょっと違う気がするんですけど、とにかく読んでると不思議なほど涙が出てしょうがなかった。なんてダメな男なんだろう、どうしてそう考えるんだろう、よくもそんなに相手を思いやれずに行動できるな、なんて間違っているんだろう…と思っているのに、思っているはずなのに、この男が必死な事だけは痛いほどに伝わってきて、あまりに不器用で…やり方を知らず、どうしようもなくて、そのどうしようもなさが、憐れでした。
悲しいとか、切ないとか、キュンとするというよりも、主人公の男の、一方通行すぎるひたむきさが、間違っていると分かるだけに、あまりに痛々しくて、気持ちが真っ直ぐ入り込んでくるようで、ずーっと泣きながら読んでいた。

はー…面白かった。


以下ネタばれます。



Read more...


拍手する
Catergory in [novels]凪良ゆう comments(0) -
with Ajax Amazon