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恋とはどんなものかしら * 夏水りつ

あ〜半端ない。キュン値半端なかった。とんでもないキュン値を記録しました。やっぱ夏水さんはスーツと眼鏡と年下攻めだよな…!!!と再認識したこの一冊。
スーツで眼鏡で不器用で真面目な年上が、つんっとしたり真っ赤になったり泣いたり上目使いになったりしていましたよちょっと〜!!!
あー面白かった。最高にど真ん中を突き刺されました、痛かった…。

関係ないんですけど先月だったか先々月だったか、村上左知さんの『恋をしたらどうなるの』っていう本が出たんだけど、本屋に行ってたちまち見つからなかったので、店員さんに聞いて探してもらったんだけど、タイトルはって聞かれた時に、私『恋とはどんなものかしら』って間違えて言ってまして、そもそもタイトルを口に出して言うのだって凄く恥ずかしいわけよ、「恋とはどんなものかしらって本です」って実際口に出して凄く言いにくいよ?でも勇気を出して言ったんですよね。それで散々調べてもらって、そりゃないに決まってるよね、店員が悩んでいる時に途中で気付いて、「あ、間違った!恋をしたらどうなるの、だった!」って言ったんだけど、どっちにしろ恥ずかしいじゃん。苦笑いをしている店員に謝りながらも散々恥ずかしかった。しかも結局村上さんの新刊なかったんだよねその店に。恥だけかいてさあ。んで、その『恋とはどんなものかしら』ってどこから出てきたんだろうか…ってずっと思ってたんだけど…これかー!!って、新刊チェックしている時に気付いたんですよね、ほんとどうでもいい話だけど。

ところで昨日は本当に眠たくて、最後のほうもうなに書いてるかわからなくなってきて、読み返して直そうと思ったのにどうやっても途中で寝てしまう。で、結局最後の方、…という訳で面白かったです。と一文結ぶだけのために一時間掛かった。途中で一時間寝てたんですよ、ありえない。で、いつものように尻切れトンボな感想になっていて、今日読み直してとても残念でした。でもまだそのまま。…という訳で、という一文の前に一時間寝た、という記念に残しておこうかな…。

あー関係ない話ばっかり。


以下ネタばれます。



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犬も走って恋をする * 夏水りつ

面白かったです、意外にも。前回の 『犬も歩けば恋をする』 が、やっぱり自分の求めていた夏水りつさんと相当掛け離れていたっていう衝撃から、あんま好きじゃなかったんですね。これまで一定に同テイストのものを提供し続けてくれていて、その世界が凄く好きだったので。
で、今回またあの話の続きだったようなので、今回買うのをちょっと迷うくらいだったんですが、これが意外にもいけました、割と面白く読めた。やっぱり表題作はあんまり面白いと思わないのですが…だってあっくん可愛すぎる、幾らなんでもそれこそちまちましすぎだよ、好かんわ〜…。
でも、最初の期待がないですからね、期待しないで読んでいるのでちょっと面白いだけでも相当満足です。
あと表題作は置いとくとしても他の話が凄い面白かったので、やっぱり買ってよかった。

常に思うのですが、期待しないで読んだ方が絶対いい。
私なんかもこうやって、面白かったり感動したりすると、一生懸命面白かった面白かったと力説してしまうのですが、未読の人がこの私の感想を読んで、そうかそんなに面白いのかと思ってしまうと、まず100から入る訳でしょ。そのマンガが実際50点だったとして…点とか凄い嫌ですけど、まあ例えとしてね。50点だったとして、他人が褒めるから100点だろうと思って読んだら自分にとっては50点だった。この場合の50点は、実際のところ−50点ですよ。100から入らなかったら50は面白いと思えたのに、100から入ったがために−50だなんてどんだけ損?じゃあその逆に、全然期待せず、面白くないだろうけど当たったらいいなあ程度で読み始めたものが50点だった場合、実質それは+50点だよ。同じものを読んでいるのに先入観のせいで、−50から+50までの距離があるわけ。100も差がある…!!!この感じ方の差、相当大きいと思いませんか。同じ50なら+50で読みたいじゃないですか。同じものを同じ自分が読むんだからさ。例えばじゃあ、世の中の人が100だ120だという、物凄い評判のいい作品があったとして、じゃあ自分も読んでみようと。そう思って読んだら実際80だったと。80なんてちょう高得点じゃん。なのに、世の中の人が100以上だというから「そうでもなかった」なんて感想になっちゃうわけ、あたしはそんなに面白くなかった、80だったって。実際は、80点だったという事よりも、−20だったという事に囚われてしまうでしょ。世の中の人が100をつけていなかったら、80点もつけられたんだからきっと凄く面白いと思えたはずじゃん。−20じゃなく、+80だったと感じられた筈でしょ。
これ勿体無いよね。あたし常にそう思ってるんですよね、とにかく面白く思ったもんがちだと思うんですよ。性格にもよって、人が面白いと思ったら引き摺られて自分も面白く感じられる人もいると思うし、天邪鬼で逆に感じてしまう人もいると思うしね。
あたしはどっちかというと、他人の言う事を信じないので、先入観は他人の言葉よりも、自分の思い込みとか期待とかのが手ごわいです。ほんとあたしの先入観たるやほとほと自分でも手を焼くというかどうにかならないのかこの思い込みと決め付け…。凄い悪いくせだと思うんだけど…強力なんですよね…。でもいい方に作用する事もある。
例えば今回の夏水さんの本とかだと、最初からあんま好きじゃないだろうというスタンスから入っているので、全く期待してない訳よね、期待しないで読んでいるから、割と面白かったなあ…が、すっごい面白かった!!にいつ変わってもおかしくないという状態に。
私とにかく、面白いと思いたいです、まあ誰だってそうだろうけど、誰だって面白くないもんに金出したくないよね、あたしもとにかく使った時間とお金と脳みそと心を回収したいので、面白いと思って読み終えたい、読んでよかったって。先入観って、敵だと思うわ。こんな風に助けてくれる時もあるけど。
でもまあそんな事はっきりしている事じゃないから、先入観のない頭で読んだとしても物凄い面白かったかもしれないし、そんな事何が本当かわかりゃしないですけどね。

えーと以下感想です、関係ない事ばっか書いて申し訳ない。



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犬も歩けば恋をする * 夏水りつ

なんか絵が変わってきつつあるようなヤバげな雰囲気がします。いや、別に誰しもにとってヤバいという訳ではないだろうけども、なんか顔が横長に、目が縦長に…という変化は自分にとってはやっぱちょっとタイプが違う…表題作の受の子だけなのかなあ、なんか雁須磨子さんの絵が変わっていく時の感じを少しだけ思い出しました、だんだん雑くなってくる。腕や肘や膝が太くなってくるんですよね、あたし骨フェチなのでそういうとこに凄くよく気が付きます。
まあでも絵が変わっても内容が好きであれば別にそんなに問題はないんですけども、今回の内容がまた…ちょっと残念な感じに…。ああ…あたしの夏水りつさんがあたしの夏水りつさんではなくなったらどうしよう…。


以下ネタバレます。


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通り抜けできません * 夏水りつ

ああ楽しみ。早く早く早く読みたい。
先日友達と話していて、自分達的に外れがない作家さんというのは誰だろうという話になり、私が山田ユギさん、友人が西田東さん。…その後が出てこない。好きなマンガはたくさんあるのに、作家さんで言うとこれ以上が出てこない。いわゆる作家買いしたくなる人というのがさっぱり出てこないのに自分達でさえびっくり。そんな中夏水りつさん、外れないよね…?という事ではっとした。たぶん長編がないから目立たないけど、とにかく大外れだと思ったことがない。という事に気付きました。
そんな話をしてからの一冊目。「秋になれば君は」だけ読んだ事あってホロリと来てしまったんだけど、それが入ってるというのでもう物凄く楽しみ。

                     ● ● ●

と、いう事で。
読みました、やっぱり裏切られなかった。面白かったー…。
っていうか、乙女リーマン…。そうか、乙女リーマンって言うんだあたしの好きな感じって。まさか自分が乙女リーマンなるものを好きだと思っていなかったので、ちょっと自分にガッカリしてしまったけど、確かにそうかもしれないなあ。自分について現実を受け入れねば。確かに私は少女マンガで育った人間なので少女マンガが大好きです、今全然読まないけど昔の少女マンガは物凄く読んでいた。そして泣いていた。結局少女マンガで押さえるべきポイントをきっちり抑えてあるマンガに、とても共感するのかもしれないなあ…。そんな事か、ほんとガッカリ、ちょっとだけ。

そんな乙女リーマンだけども、まあ何でもいいんだ面白かったから。
短編集だったんですけども、いつもながらに面白いです、全部似たような感じという印象はありますが、どれも本当に面白いと思っているので満足です。

表題作は攻の人がとても柔らかい感じの人だったので珍しいと思った。
一番読みたかった『秋になれば君は』が、シリーズで三作も載っていたことが凄く嬉しかった。ゲイの先輩の性格が凄くいい、凄く気になる、臆病で自意識過剰って、でもきっと誰しもが恋をすると臆病で自意識過剰だと思う、特別な事ではない事をとても特別に感じるというのが、見せ方や描き方のうまさなんだと思うんだ、戸惑いながら距離を測りながら年下のノンケと付き合っていく感じ…先輩可愛い。泣き顔がほんと可愛い。

そして嬉しかったのはブルボン兄弟がしっかりマンガになっていたことです。これまでブルボン兄弟出演のあとがきを見るだに、夏水りつさんと激しく受攻感覚が似ている!と悶えていたものですが、ここに来てマンガになったものを読めるとは。兄さんは綺麗で可愛くてエロい容姿をしているなあと改めて思った。こんな兄さん誰だって苛めたいよ。もう一人黒髪の兄さんが出てきていたけど、この人はまた受け受けしい感じでした、小池くんとのマンガが読みたい。

猫耳の人の話は、人間にネコの耳がついているという事に何の感慨もないのでそれはどうでもいいんだけども、受の子が嫌われていたと思った、と言うシーンは可愛くてキュンとした。尻尾掴んで感じているところなどはエロくてよかった。でも後輩だしな…。これ先輩だったらきっと満足度120%UPだったかも…。などという事を思いつつ。

夏水さんのマンガはいつも、読む前に本当にワクワクします、裏切られないことが分かっているので、今から自分の大好きな蜜に浸りに行きますという準備万端整っている感じです、受攻がほとんど自分と一緒だというのも大きな快感をくれます。

そしてまた全プレかよ〜…めんどくさいんだよ、妄想ペーパーってなに?短いマンガでもいいから読めるのだろうか。返信用封筒くらいなら入れられるから出してみようかなあ…。そんな事をせっせとしている自分がサムイ…なんて言ってしまったらおしまいなのでそんな思っても無駄な事は思わないようにしよう。妄想ペーパー読んでみたいし。

しかし乙女リーマン…自分が乙女リーマン好きだったと気付いたガッカリ記念日。
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完璧な恋人 * 夏水りつ

表題作の受は…M?なんでしょうが、どうもリアリティが。でも眼鏡の上司を縛って思い通りに…なんて、確かにイイですね。

同時収録の探偵と作家の話は凄く面白かった。恋愛なんて必要ないと他人を心の底から受け入れない作家先生が、攻の男に身も心も絆されて行く、恋を知る、知ったと思ったら裏切られる…っていう展開が相当ズキズキ来る。ほんとまんまとって思うんだけど、夏水さんのマンガって、その分かりきっている手管に落とされていくのがとても気持ちがいいです。もう絶対にそういうツボを外されない。私は何度読んでもこの手の話は飽きない。何度読んでもキュンっと来てちょっと泣く。
男の泣き顔がほんといい。効果的だなあって思う。
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愛のチカラで恋をするのだ * 夏水りつ

表題作はちょっとよくわかんないですが…受の髪形があんまりよくなかったんじゃなかろうか、私的に。あと可愛すぎるかなあ。見た目が可愛い男っていうのが…可愛いって自分の何かしらラインがあるんだと思いますがとにかく、可愛い男っていうのの魅力があんまり分からない。"カッコいい"か"綺麗"なら大好き。
他3つが物凄く好き。全部凄い面白い。幼馴染み使用人メガネの話が一番好き。
…幼馴染み使用人メガネって…略しすぎた。使用人の息子とその家のお坊ちゃん。大人になってからも2人の関係は坊ちゃんと使用人の息子で幼馴染みという間柄から進展せず、男癖が悪く、意地悪で何を考えているのか分からない坊ちゃんを、使用人の息子の方はずっとずっと好きでいる。大人になるまでずっと気持ちが擦れ違ったままの2人の恋の話。

委員長の話もこれがまたとんでもなくキュンと来る。
真面目な委員長とセフレな関係の中原が、委員長が誰かに当てたラブレターを発見した事から、ただのセフレだと思っていた委員長への自分の恋心に気付くという話。委員長の行動や気持ちが素直で凄くかわいい。

最後の話も好き。高校生同士、セックスはしているけどセックスだけの仲の2人。本当は本気で好きなのにそれを言えず、体だけの関係は辛いと悩む主人公。好きっていう、たったそれだけの言葉を伝えるのがとても難しい。泣きながら告白する姿が凄く可愛い。
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ラブロマンス・スウィートキス * 夏水りつ

やっぱり好き。…これも表題作より他のが好きでした。受がちょっと傷ついた顔するのがいいなあ。
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恋愛バスストップ * 夏水りつ

面白い。入っている短編全部キュンキュンくる。

表題作は毎朝バス停で会うサラリーマンに恋するサラリーマンの話で、淡く大人同士で恋していて、とても雰囲気がいい。
私は同時収録の高校の時の片思いの相手に再会する話と、嫌われていると思い込んでいた後輩と体の関係になる話が凄く好きだった。
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